「産めや産め歯抜けの町に泡立草」の批評
回答者 慈雨
鶴青さま、はじめまして。よろしくお願いいたします。
さて御句、非常にインパクトのある一句ですね。かなり深刻な印象が伝わってきました。
一方で、ご自身のコメントにあるように意味を汲み取るのは難しい感じがします。
〇「産めや産め」は「産めよ増やせよ」みたいなイデオロギー?誰が誰に言っているのでしょうか。
「歯抜けの町」は建物がまばらという意味?
ーーと、それぞれちょっとわかりにくい気がしました。もう少し平易な言葉の方が良いかもしれませんね。
〇「泡立草」は私の手元の歳時記には記載がありませんが、秋の季語
のようですね。コメントには夏の句とありますが、秋の句になるかと。
余談ですが、こんな有名句もあります。
・あなたがたもセイタカアワダチソウでしたか/夏井いつき
嫌われ者の外来種である泡立草の特徴を捉えた秀句です、参考まで。
〇わずか17音の俳句で「諦観、絶望、自身の身勝手さ、醜さ」のようなものを表現するのはとても難しいです。
俳句としては「淡々と映像だけを描写し(思いは季語に託す)、そこから何を感じるかは読者に任せる」というスタンスをお勧めします。
たとえばですが、
・家々のまばらな町や泡立草
・また家の壊されてをり泡立草
とか。「それでは私の言いたいことが伝わらない!」と思われそうですが、俳句としてはこの辺が限界のような気がします。
またよろしくお願いいたします。
点数: 1
添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>


夏の句です。諦観、絶望、自身の身勝手さ、醜さを表したかったのですが、難しいです。