俳句添削道場(投句と批評)

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鶯の声が聞こえる二条城

作者 まほ  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

修学旅行の俳句を書く宿題です
季語はいりません
表現技法は体言止めぐらいしか思いつきませんでした
厳しめに添削お願いします

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「鶯の声が聞こえる二条城」の批評

回答者 なお

まほさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。
最初にお伝えしておきますが、ここの道場のメンバーは、学校の宿題の場合はあえてあまり具体的にアドバイスしませんよ。なぜなら、やはり、宿題はご自身のお力でやり遂げて欲しいと思っているからです。

ですので、考えるヒント、ということでいくつかお伝えしますね。

まず一点目、「季語はいりません」とのことですが、なぜなのでしょう?季語がなければ俳句ではないですが。今、「鶯」という素敵な季語が入っていますので、これをわざわざ外すこともないので、そのまま生かしましょう。せっかくですから、季語を入れて、俳句で出しましょうよ!

次に、「声が聞こえる」とおっしゃっていますよね。声が「聞こえた」から俳句になるので、聞こえなかったら鶯の存在にも気がつかない。ですから、聞こえるは当然ですよね。当然なら言わなくてもわかります。

それに、「声」とくれば、「聞こえる」ものであって、「見える」ものでも「匂う」ものでもないです。この意味からも、「聞こえる」は省略できます。

俳句では、このように、省略できるものは省略して、その代わりに鑑賞の助けになるような情報(いつどこでどのようにとか)を入れると、読み手が想像しやすくなり、またその想像の幅が広がりますよ。

私からはこのくらいにしておきます。頑張ってくださいね。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「鶯の声が聞こえる二条城」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

まほ様、初めまして。
京都への修学旅行の俳句ということですね。厳しめに、とのリクエストで。
コメントにある「季語はいりません」がちょっと意味がわからなかった(季語は要りません?季語入りません?)ですが、コメントさせていただきます。

〇春の季語「鶯」を使い、五七五の形もできています。映像も具体的で、しっかり俳句として成立していますよ!

〇ちなみに、修学旅行はいつでしたか?
今年の「春」は2月3日~5月4日です。もしも修学旅行が5月5日以降だったら、季節としては「夏」になりますので、夏の季語を使った方がいいかもしれません。鶯は春の季語なので。
(参考:夏の季語)https://kigosai.sub.jp/001/%e5%a4%8f%e3%81%ae%e5%ad%a3%e8%aa%9e

〇もったいないのは、「声が聞こえる」という部分です。
鶯は昔から「声はすれども姿は見えず」と言われるくらい、その声に特徴のある鳥です。俳句で「鶯」が出てきたら、それだけで読者は「ああ、鶯の声が聞こえたってことだな」とわかってくれます。
つまり「声が聞こえる」は省略して、その分もっと他の景色を入れられそうです。

例えば、出だしを「鶯や」としてみてはどうでしょうか(よく「〇〇や」で始まる俳句を見たことありませんか?)。
・鶯や〇〇〇〇〇〇〇二条城
これだけで鶯の声は十分に伝わります。
空いている7音の部分は、二条城の様子とか、天気とか、時間帯とか、印象に残る映像を入れられそうですよね。色々思い出してみてください!

学校の宿題ということなので、ここまでにしておきます。
楽しんでがんばってください!

点数: 1

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添削対象の句『鶯の声が聞こえる二条城』 作者: まほ
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