俳句添削道場(投句と批評)

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幼子が轍を辿る冬の浜

作者 たけのうち  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

冬の海、砂浜についたタイヤの後を辿って歩く子供の姿を俳句にしました。「幼子が」の部分はもっと適切な表現がある気がしますが、思いつきませんでした。

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「幼子が轍を辿る冬の浜」の批評

回答者 なおじい

たけのうちさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。いい光景が浮かびますね。

「が」の点は私も気になりましたが、気まぐれ亭さんのご説明の通りです。繰り返しになってしまって恐縮ですが、私からも少しお伝えさせてください(気まぐれさん、すみません)。

俳句は韻文ですので、説明や報告の文になることを嫌います。もっとも報告調になりやすいのは、「◯◯(主語)が、◯◯(動作)する/した」という構文です。
これを避けるには、行動を描写するのではなく、「◯◯(動作)する/した◯◯(名詞)」の形にするといいです。
御句で言えば、「幼子が轍を辿る」ではなく、「轍を辿る幼子」とか、「幼子の辿る轍」とかですね。

先に提案句が出ていますので、私は違う提案を。

・砂浜に轍たどる子冬の海

「幼子」ではなく「子」にしましたが、「子」だけでも「幼い」という意味があると思いました。
また、「たどる」とひらがなにしたのは、「轍」も「辿る」も読みが難しいのに、二つ続けると投げ出されてしまうのではないかなと思ったからです(笑)。
でも「轍」は「わだち」とはしませんでした。漢字の持つイメージがなくなるので。
長くなりましたが、よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「幼子が轍を辿る冬の浜」の批評

回答者 気まぐれ亭

句の評価:
★★★★★

はじめまして

御句拝読しました
コメントの光景はよく描写されていると感じました
ただ、俳句での「が」の助詞はよほど特定/強調する意図がないと説明的になってしまう傾向があります
あと、中七の順序を変えて動きよりも光景にフォーカスすると写生感が高まるように思います
切れも入れることができて締まりますし
 幼子の辿る轍や冬の浜
またのご投句をお待ちしてます

点数: 2

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「幼子が轍を辿る冬の浜」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

冬の浜は夏に比べ3メートルほど潮位が下がるらしいですね。冬の浜の砂浜は乾いており轍の跡も波に洗われることもなく形が崩れない。そんな冬の浜についた轍を幼子が無邪気に壊すという情景は如何でしょうか。冬の浜を主題とした一物仕立てとして
成立すると思いますが。
”幼子の壊す轍や冬の浜

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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添削対象の句『幼子が轍を辿る冬の浜』 作者: たけのうち
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