俳句添削道場(投句と批評)

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太陽を一手に受けし苜蓿

作者 ネギ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

白詰草が雑草を避けるように一塊になって先の白さが目立っていました。白詰草と入れたかったのですが字余りになるので苜蓿としました。
宜しくお願いします。

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「太陽を一手に受けし苜蓿」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

ネギ様、こんにちは。
美しい白詰草の姿が浮かんでくる、素敵な句ですねー。

気になったのは「太陽を一手に受けし」…言わんとしていることはわかります。
ただ「一手に(引き)受ける」という言葉は「物事・課題をすべて一人で対処する」という意味の慣用句なので、ちょっと表現は考えたいです。

・太陽のすべてを受けて苜蓿
・陽光を集むるごとし苜蓿
とか。「植物+天気」は非常によくある句のパターンなので、もう一工夫入れたい気はしますが…。

またよろしくお願いいたします。

点数: 1

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「太陽を一手に受けし苜蓿」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

上五中七は「太陽をいっぱい浴びて」ぐらいの意味で受け取ればよいでしょうか?

◆太陽は出てきますが、上五中七は季語の置かれている状況を説明しており、実質一物句ですね。
 その内容が、一般的な晩夏~夏の植物に言えてしまう内容。
 そのため、この句は「苜蓿」でなくてもいいのでは?と思えてしまうかたち、いわゆる「季語が動く」というかたちだと思います。
 たとえば、もう少し大きい季語の方が合ってしまう言い回しのような・・
 「太陽を一手に受けし柿若葉」「太陽を一手に受けし青葉山」「太陽を一手に受けし入道雲」など。

季語の説明の句は難しい、という理由のひとつですね。
これをどうしても「苜蓿」の句にしたいなら、「苜蓿」ならではの上五中七を探してほしいところです。

点数: 1

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「太陽を一手に受けし苜蓿」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

ネギさん、こんにちは。
御句拝読しました。初読では、広い場所一面にシロツメクサが群生していて、その場所の太陽光線(日の光)は全てシロツメクサが独り占めしているみたいだ、という句ではないかと思いましたが、ご自身のコメントを拝読しますと、それほどの広い場所ではないようですね。

気になりましたのは二点、一つ目は、慈雨さんもおっしゃっていますが、やはり「一手に受ける」という措辞です。これは仕事などを引き受ける(受注する)時などに使う慣用句で、御句の場合には「一身に受ける」のほうがまだ相応しいかと思います。
二点目ですが、季語の「苜蓿」です。これは難読ですねー。
私は「もくしゅく」と読み、あら、字足らずだと思いましたが、ネギさんは「うまごやし」とお読みですね?
個人的には、うまごやしと読む場合は「うまごやし」とひらがなでもいいような…(過去の例句の問題ではなくて個人的感覚です)。

・太陽を一身に浴びうまごやし
・苜蓿の白き先端日の光
・陽を浴びて白詰草の輝けり
・集まりて白の目立つやクローバー

二句目は「もくしゅく」です。よろしくお願いします。

点数: 1

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添削対象の句『太陽を一手に受けし苜蓿』 作者: ネギ
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