俳句添削道場(投句と批評)

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有難きミミズ出て来て驚ぬ

作者 古山 雅一  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

「良い畑のバロメーターはミミズがいるかいないかである」と聞いているので、去年の畑は痩せている状態でしたので、ミミズは一匹も出て来なかったですが、今年は起こしたらミミズが初めて出て来ましたそのミミズを有り難く思え、まだミミズはいないだろうと思っていた矢先に思はず出て来て驚いた状況を句にしました。

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「有難きミミズ出て来て驚ぬ」の批評

回答者 ゆきえ

古山 雅一様 こんばんは
初めましてよろしくお願いいたします。
我が家の庭にも蚯蚓がいて土を再生してくれます。
本当にありがたいですよね。
その喜びを詠まれたんですね。
提案句です。
・我が畑を耕しくれし蚯蚓かな
俳句は淡々と事実を詠んで読み手に想像してもらうようにしてみてはどうでしょうか?
よろしくお願いいたします。

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「有難きミミズ出て来て驚ぬ」の批評

回答者 慈雨

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★★★★★

古山雅一さま、はじめまして。よろしくお願いいたします。
畑をやられているんですね!
ミミズを発見した一瞬の驚きと喜び。 佳いテーマだと思いました。

いくつか気になった点をコメントさせてください。
〇細かいことですが、動物や植物の季語はカタカナではなく、漢字や平仮名で書くことが推奨されます(「チューリップ」などの外来語は除く)。
ミミズは「蚯蚓」と表記すると良いと思います。

〇「俳句は説明を嫌う」とよく言われます。
俳句はわずか17音という短い詩ですので、説明を入れるとそれで終わってしまい、詩情が生まれません。特に「季語の説明(季語の中に含まれている情報を句の中で説明すること)」は嫌われます。「白い雪」とか「じめじめした梅雨」とか。
御句で言うと、「有難き」は季語「蚯蚓」の中に含まれている情報になります。歳時記で「蚯蚓」の解説を見ると、土への有益性について書かれているはずです。
季語の力を信用して、「有難き」は省略した方がいいと思います。

〇「驚ぬ」は「驚きぬ」と書きたかったのでしょうか?
これも俳句の定石として、嬉しい、悲しい、驚いたなど作者の感情は書かない方が成功しやすいです(例外はありますが)。
淡々と映像を描写した方がかえって気持ちも伝わりやすく、深みのある句になります。

〇逆に、畑という場所情報は書かないとわからないので、書いた方が良いと思いました。

ひとまずコメントにある通りに、
・吾が畑に初めて出づる蚯蚓かな
と考えてみました。
その瞬間の驚きや喜びはちゃんと読者が想像してくれますよ!

長文失礼しました。
またぜひ投句してください!

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添削対象の句『有難きミミズ出て来て驚ぬ』 作者: 古山 雅一
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