「春時雨かたむくままにみおつくし」の批評
回答者 なお
平貞文さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。みおつくし、とはまた、古い和歌の世界のようですね。
大阪市の市章は澪標(みおつくし)をデザインしておりますが、現代でなかなか澪標が通じるか不安はあります。
もちろん一定数は問題なく澪標のことをご存知で、これが「身を尽くす」という献身的な心情に通じるとわかっていると思います。とは言え、御句は解釈が難しいです。
春時雨は、降ったと思ったらすぐ止むような雨ですが、中七「かたむくままに」ですと、春時雨が傾いているように読めます。
・澪標かたむくままに春時雨
これでしたら、澪標が傾いていると読めると思います。
よろしくお願いします。
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澪標と身を尽くしの掛けです。物理的にかたむき濡れても立っている澪標と心の傾きの献身的な様子の情緒について詠んでみました。