「冷奴父ひとり箸進みけり」の批評
回答者 なお
博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。
小沼天道さんが、「他の家族は冷奴では箸が進まないのかと思った」とおっしゃっていますね。これ、失礼ですが、最初は何をおっしゃっているのかわかりませんでした。しかしよく読むと、なるほど!
私は最初はお父さん一人だけがポツンと食事をしていると思ったのですが、大勢で賑やかに食事をしているかもしれませんね。その中で、冷奴をせっせと食べているのはお父さんだけ、他の人はまだ食べていないとか。うーむ、なるほど。
そう読める理由は、食べている、という表現ではなく、「箸進みけり」という措辞をお使いだからだと思います。ご存知のように、箸が進むというのは、「好物だから先に/早く食べる」的な意味があるからだと思います。
ですからこれを、
・父ひとり冷奴食む背中かな
・冷奴親父一人の夕餉かな
こんな風ですと、博充さんの思いのように読めるのではと思います。よろしくお願いします。
点数: 1
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>


父が一人で黙々と冷奴を食べていました