「泣き顔に晴れゆく気持ちいちご餅」の批評
回答者 慈雨
小林宏之さま、はじめまして。よろしくお願いいたします。
とても可愛らしい一句ですね。ほっこりさせていただきました。
〇「苺(いちご)」は夏の季語ですが、「いちご餅」など加工品を季語と呼べるかどうかは意見の分かれるところだと思います。
一つの判断材料として、「季節感があるかどうか」があると思います。
旬のいちごを使った、夏限定の商品なら季語として扱っていいような気がしますし、逆にたとえばケーキ屋に一年中並んでいるショートケーキだと季節感が無く、季語としての力が弱いと言われそうです。
〇「泣き顔」が誰の顔なのかは明確にした方がいいかな、と思いました(作者自身のことだとも読めてしまうので)。
〇俳句は「晴れゆく気持ち」といった感情は描写せず、目に見える光景を淡々と句にした方が、かえって感動が伝わりやすいです。
ひとまず「苺餅」を季語と見なして、
・泣き顔の吾子にあげたる苺餅
吾子(あこ)は私の子、という意味でよく俳句で使われる言葉です。
「晴れゆく気持ち」と言わなくても、苺餅を受け取った娘さんの反応は読者が想像してくれますよ!
最初で最後とのことですが、気が向いたらぜひ続けてください☆
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人生で最初で最後?の一句
俳句になってますか?
泣いた娘に大好きないちご大福を見せたときの
娘も周りの皆も晴れた気持ちになりました。
気持ちと餅は韻をふんだつもりでおります!