「秋の暮風車の丘で酒宴」の批評
回答者 なお
ときさん、こんにちは。
御句拝読しました。風車の丘とは、なかなかいい景色ですね。
下五の「酒宴」、初読では「しゅえん」と読みましたが字足らずなので、「さけうたげと読ませるのかな、それは無理があるな」と思いながら、コメントを拝読。やはりそうでしたか。
ご自身でもご懸念のように、「さけうたげ」とは読みませんし、無理やりですね。
これは、「酒の宴(さけのえん)」とすれば問題ないと思います。
同時にお悩みの「風車の丘で」の「で」ですが、場所を説明する形になっていますね。「風車の丘の酒の宴」ではいかがでしょうか?
ただ、それ以前に、ときさん、「秋の暮」はいかがなものでしょうか?
前の雷鳴の句で、ヒッチ俳句さんが、雷鳴は夏の季語
だとおっしゃっていますね。私もそこは気になりはしましたが、それは置いておいて他の点についてコメントさせていただきました。
しかし今回は、夏さえ通り越して、もう秋と。
この道場は、別に当季しばりがあるわけではなく、どの季節の句を詠んでも構わないと言えば構わないです。しかし、俳句で一番尊重されるべきことの一つが季節感だと思います。メンバーはそれぞれ工夫を凝らして今の季節(当季)の素晴らしさを伝えようと努力しています。
ときさんも、できましたら、当季の、今は春ですから、春の句をお詠みになりませんか?お待ちしています。
ご理解よろしくお願いします。
点数: 3
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「酒宴」これを「さけうたげ」と読ませているのですが、辞典にこういった言葉はありませんし、本来ならしゅえんと読みます。ただ、中々良い言葉が見つからず添削をお願い致します。
「で」という助詞も若干気がかりです