俳句添削道場(投句と批評)

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ぬるし東風運ぶ古家の記憶かな

作者 朴伽  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

引っ越す前の家で感じたぬるい春の風を新しい家でも感じたという句なんですが、もっと分かりやすくするにはどうしたらいいか困っています。

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「ぬるし東風運ぶ古家の記憶かな」の批評

回答者 なお

朴伽さん、こんにちは。
御句拝読しました。御句の悩みどころは、①東風を使わなければダメか?②引越す前の家をなんと表すか?古家も旧家もおかしいです。
そうなると、イサクさんもおっしゃっていますが、少し視点(考え方)を変えてみた方がいいかもしれません。

・新築に昔なじみの東風の吹く
・引越しの家に馴染みの春の風

よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「ぬるし東風運ぶ古家の記憶かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。はじめまして。
句とコメントを拝読しました。細かいところと、大きなところと、両方あります。

◆まず、俳句は十七音しかない短い詩なので、過去のことと現在のことを同時に詠んで「良い俳句」とするのは至難の業です。可能かもしれませんが、お勧めはできません。
 一般的には「現在のことを詠む」か、「過去のことを現在と見立てて詠む」か、という句が多いと思います。

◆上五「ぬるし」は終止形なので「東風」につながりません。「東風がぬるい」と言いたいのであれば、連体形で「ぬるき東風」、あるいは上五で切れを入れるなら「東風ぬるし」でも。

◆「東風」は【春】の東からの風で、季語だけでも【暖かさ】を感じる季語です。わざわざ「ぬるい」と説明すべきかどうか?俳句は短いですし、受け手が勝手に想像してくれそうなら、説明は省略できるという考え方もあります。

提案句はコメントに寄せて、「引越後の家に、むかしと変わらないような東風が吹く」という感じで。

・あたらしき家なつかしき東風来たる

点数: 2

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