「青空の下ミモザ愛でるギンヨウアカシア」の批評
回答者 慈雨
たまち様、はじめまして。よろしくお願いします!
ブロ友さんが闘病中とのこと、快復をお祈りしております。
ご友人のために詠まれた優しい一句、どうぞ大切になさってください。
「厳しくしてください」とのことで、俳句として技術的なコメントをさせてください。と言っても、ほぼなお様の後追いになりますが…。
一番何とかしたいのは、「ミモザが人の名前だということが(コメントを読まない限り)読者には伝わらない」という点かと思います。
その他の問題もほとんどがそこから生まれている感じです。
〇五七五の基本形からの逸脱(七六八になっています)
〇わざわざ長い和名を使う意図が不明
〇「ミモザの花がミモザの花を愛でている」という意味にしか読めない
〇「闘病中の友人」が句の中に1文字も登場していない(ように見える)
一応、無理やり意味の通る句にするなら、
・闘病のミモザてふ友ミモザ愛づ
(「てふ」は「ちょう」と読み、「~という」の意味です。「愛づ」は「愛でる」の文語表現です)
「闘病中のミモザという名の友人がミモザを愛でている」という文章を五七五に当てはめた感じです(青空は入れられませんでした)。ただこれでも相当にわかりにくく、明らかに情報量が多すぎます。
たまち様がこの句で一番言いたいことは何でしょうか?
友人の名前がミモザだということ?闘病中だということ?ミモザを愛でているということ?空が青かったということ?
その優先順位を明確にして、情報を取捨選択していくといいかな、と思います。
もしすべての情報を入れたいのなら、俳句よりも短歌などの方がいいかもしれません。
・闘病の友の隣に咲くミモザあなたと同じ名前の花よ
短歌は初めて詠んだので良し悪しは全く分かりませんが(汗)、まあイメージということで読み流してください。。
またぜひ俳句を作られたら投句してください!
点数: 0
添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>
闘病中のブロ友さん(ニックネームがミモザ)が、ベランダのミモザと共に写真に収まった姿を見て詠みました。
ギンヨウアカシアはミモザの和名です。