「春光のなお遠きかな障子穴」の批評
回答者 イサク
こんにちは。
コメントで「大寒時期の(中略)障子に差す日差しを見て穏やかな春の日が待ち遠しく」という【春待ち】の句、すなわち【冬】の句です。春の季語を使う場合は春を迎えていますので、御句の場合は使わない方がよいですね。
この句の「障子」は季語としては使っていないのはわかりますし、コメントにはないですが句の方では「穴」が開いていますので、一旦そのまま使います。
・春待つや障子の穴に日のさして
なお、季語の「春光」、本来は「春の景色」という意味の季語です。「光景」という熟語にある「光」の意味ですね。
字面から「春の日光」として使う句も増えつつありますが、本来の意味を大事にしたいところです。
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大寒時期のまだ寒さが続く毎日。それでも障子に差す日差しを見て穏やかな春の日が待ち遠しく思っている。