「戸の向かい霜の声と猫の声と」の批評
回答者 なお
中山瑛心さん、こんにちは。
御句拝読しました。
厳しくしてくださいとのこと、よろしくお願いします。
まず、中の句、下の句、両方とも六音ですね。確かに足して十二音になりますが、調べが悪いです。ご自分でもそうお思いではと思いますが。
次に句意ですが、よくわかりません。まず、「戸向かい」、これはどういう意味か?
もちろん想像はしますが、それと、そもそもこういう言葉があるのか?というのは話が違います。「戸の向こう」、ならわかります。
次に、「霜の声」。「霜が喋るのか?」と疑問に思います。詩的な表現を狙ったのかもしれませんが、後に猫の声があるだけに不自然です。
・戸の向こう霜降る音と猫の声
これで意味が通り、調べも良くなったのではと思います。ここから、より詩情を増していくにはどうしたらいいかという推敲をなさってはと思います。
厳しくしてくださいとのことですので辛口のコメントになりましたが、ご容赦ください。よろしくお願いします。
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中七、下五の是非についてご指導ください。意味が伝わるかも踏まえてよろしくお願いします。