「春泥に塗る農夫と熊手鍬」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
「春の光景」と「農作業の始まり」というのは当たり前に相性が悪くないのですが、
◆季語「春泥」とは「霜柱や降った雪が解けた、春ならではの泥交じりのぬかるみ」のことで、田畑の農作業の「土」とは感慨が少し違うような・・
田畑の土のことを「泥」とはあまり呼びませんし(※個人差あるかも)
もう一度、歳時記の「春泥」を確認してみることをお勧めします。
◆「塗る」は下一段活用のようです。この句は「塗る」終止形で一度意味が切れている形になります。倒置と見るにも厳しいようです。
・畑に入る前の農夫に春の泥
2月号ですか?私の「春泥」投句先は、たぶんテレビは2月末ですが雑誌は4月号あたり。別のところかな?
点数: 0
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
暖かくなり霜も融け畑一面春の泥塗(まみ)れに
春の訪れを喜び畑を耕す農夫たち
某所2月号投句用の自選没句
今年は変句の代わりに写生句を第二句に添えようかと
しかし、単純に風景を切り取るだけでなく風情を加えて情景とするのが難しいです、、