「ポインセチア敵わぬ赤の女かな」の批評
回答者 慈雨
東野宗孝さま、こんばんは。精力的に作句されていますね!
サイトの使い方まで口出すのは良くないかもしれませんが…あまり一度にたくさん投句され過ぎると、鑑賞する側が追いつかずコメントがつきにくかったりもするので、ある程度ご自身で絞って投句すると良いかと思いますよ!(もちろん私個人の意見ですので、強制するような意味ではありません)
ひとまずこちらの句ですが、「赤の女」がちょっとわからなかったです。
赤という色はいろいろな意味で使われますので、あらぬ誤解を招く可能性もありそうです。
正直コメントを読んでも…「一癖も二癖もありそうな人」を「赤い人」と表現したということでしょうか?私の勉強不足のためか、初めて聞く用法でした…「赤」にそういう意味があるのでしょうか?
さらに、ポインセチアよりも赤いと言われてもピンと来ない…というのが率直な感想です(スミマセン)。
また、コメント無しで句を見た場合、「ポインセチア『が』敵わぬ」なのか「ポインセチア『に』敵わぬ」なのか、どちらとも読めてしまいます。
コメントで引用されている、
・ポインセチア髪の豊かな悪女かな/関根洋子
はいわゆる「取り合わせ」の句(季語5音+季語と関係ない12音)であり、「ポインセチア」と「悪女」がどのように響いているかは読者に託している形だと思います。
この句をイメージされるのならやはり取り合わせの形がいいと思います。
・癖のありさうな女やポインセチア
その上で、ポインセチアの季語が適切かどうかなど考えたいところです。
毎回長文になってしまってすみません(汗)。
点数: 2
添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>
皆様、丁寧で詳しいコメントを沢山頂きまして、ありがとうございます。
・先の句と同じで、同時に詠んで、同時に投句するつもりが、時間切れで今になってしまいました。
・すみません。そのため、皆様のアドバイスが反映されていません。
・真っ赤なポインセチアも敵わない程の赤い、ちょっと一癖も二癖もありそうな女。
「悪女かな」は言い過ぎではないかと思い、「女かな」としました。
・次の句を見て、浮かんだ同じような発想です。
「ポインセチア髪の豊かな悪女かな」