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月見上げ届けと跳ねる泣き兎

作者 まさとら  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

好きな人に想いを伝えたいが、様々な理由で伝えることが出来ず泣いている。奇跡よ起きてくれと願う句。季重なりは承知の上。

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「月見上げ届けと跳ねる泣き兎」の批評

回答者 慈雨

まさとら様、はじめまして。よろしくお願いいたします。
御句拝読しました。切ない思いはとても伝わってきます。同時に、季重なり以上に、意味として気になるところが多い印象を持ちました。

◯実際に月に向かって兎が泣きながら跳ねているのかと思いました。
コメントを見ると「月」が好きな人、「泣き兎」が作者、の比喩ということでしょうか?だとするとちょっと伝わりにくい気がしますし、比喩だと季語の力が弱いと思います。
「跳ねている兎がいる(まるで私のようだ)」と、あくまで実景を詠んだ方がいいように思います。

◯「泣き兎」…「啼兎(なきうさぎ)」という兎がいますが、それとは関係なさそうですね?これも解釈を迷わせる感じがしました。

◯月に向かって跳ねているのなら、見上げているのは当たり前なので、「見上げ」は省略しても良さそうです。

◯コメントによると「想いを伝えたいが、様々な理由で伝えることが出来ず…」と。だとすると、そもそも跳ねていないのではないでしょうか?見上げているだけ、の方が句意と近いような気がしました。

「月」が必要かも迷いますが、どうしても入れたいということであれば、たとえば
・跳ねそうで跳ねない兎月きれい
・届かざる月を見上げし兎かな
等では、まさとら様の言いたい事とズレてしまうでしょうか?

まさとら様の思いをつかみ切れておらず、的外れなコメントになっていたらごめんなさい。またよろしくお願いいたします。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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添削対象の句『月見上げ届けと跳ねる泣き兎』 作者: まさとら
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