「秋墓参朗らか包む孫の声」の批評
回答者 めい
高井さま。こんばんは。
高井さまのおっしゃりたいことは、お孫さんの朗らかさに包まれてしめやかな命日がなごみになりましたということでは、ないですか?
●命日の墓参明るい孫に助けられ
よろしくお願いします🙇♀️
点数: 1
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作者 Kazumasa 投稿日
要望:厳しくしてください
回答者 めい
高井さま。こんばんは。
高井さまのおっしゃりたいことは、お孫さんの朗らかさに包まれてしめやかな命日がなごみになりましたということでは、ないですか?
●命日の墓参明るい孫に助けられ
よろしくお願いします🙇♀️
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回答者 イサク
こんばんは。
お気持ちの句なので、内容は受け取らせていただきます。
句についてのみ語ります。
◆「墓参」はそもそも秋の季語(お盆頃ですが)です。
「秋墓参」は季語としてはややおかしな使い方となります。
どうしても盆ではないことを入れたいなら「晩秋の墓参」とするなど複合季語にすることは可能ですが、あまりお勧めはしません。
◆「朗らか包む孫の声」
この語順で助詞が全くないことで、「朗らか(という何か)が、孫の声を包んでいる」と解釈しました。コメントでは全く違いますね。
意味が伝わらなくなってしまった理由は、字面では二つほど考えられまして、
1.「朗らか」なのは「孫の声」。ここを離してしまったことが意味が伝わりにくくなりました。語順が理由のひとつ。
2.コメントから、「包む(包んでいる)」のは「家族」とか「今の幸せ」とかのはずなのですが、その目的語が句の中にありません。文脈では「孫の声」を包んでしまっています。それが理由のふたつめ。
ですがそもそも、根本的な問題があります。
「朗らか」「包む」「孫の声」これで十二音。季語の五音を合わせて十七音。これらを全て句に入れてしまったので、助詞などを工夫して意味を伝えることも出来なくなっています。
どれかの言葉を削って、意味を伝える工夫をしたいです。
感覚的には「包む」を省略したいところ。「包む」を入れると包んでいるもの(家族・幸せなど)を入れなければならなくなるので、余計に音数が足りなくなります。
ひとまず、意味が通じるように語順と助詞を工夫して、提案句を置いていきます。
・朗らかな子ゐて家族の墓参かな
点数: 0
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
僧侶です。昨年突然に亡くなられた奥様の墓参に一家そろってご命日に来て下さったご家族。悲しみと共に過ごしてこられた中で、お孫さんのはしゃぐ声から今の幸せを感じました。