俳句添削道場(投句と批評)

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若竹の色爽やかになびく庭

作者 碧梧  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

まだ暑いですが庭で少しくつろいでいたところ、爽やかな風が吹きまして、これまたさわやかな色をした若竹がざわざわ音をたてました。まだ暑いですが、秋は近づいてきているようです

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「若竹の色爽やかになびく庭」の批評

回答者 なお

碧梧さん、こんにちは。初めまして。河東碧梧桐のようないい俳号ですね。
御句拝読しました。先に慈雨さんが適切なコメントをなさっていますので、重なる部分もありますがご容赦ください。

俳句季語を一番大切にするもので、季語が脇役になるとか、何かの舞台装置になることを好みません。
それからしますと、御句は、若竹が季語ですが、それが爽やかになびく「庭」が、主役になってしまっているような気がします。
もう一点、「爽やか」、これは風が爽やかであれば秋の季語ですが、御句では色が爽やかですね。ですから季語として扱わなくてもいいかと思いますが、逆に、「若竹」は、その色の爽やかさはすでに季語に含まれています。だから単に「竹」でなく「若竹」と言うのです。ですからその色についてはあえて爽やかと言う必要はないです。

これらから、例えば、

・若竹のざわわとなびく庭の隅
・裏庭になびく若竹さやさやと

よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「若竹の色爽やかになびく庭」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

碧梧さま、はじめまして。よろしくお願いします!
御句、気持ちのいい句を詠まれましたね。涼しさが伝わってきます☆

◯「若竹」が夏の季語、「爽やか」が秋の季語のため、季重なり・季違いとなっており、基本的には避けた方が良いと思います。

◯「色がなびく」みたいに読めてしまうので、「色」は省略していいのではないでしょうか。季語「若竹」で十分に色は伝わると思います!

たとえばですが、
・若竹のしなやかに揺れ軒の下
・若竹のそよぐ庭先昼下がり
とか。またよろしくお願いします☆

点数: 2

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添削対象の句『若竹の色爽やかになびく庭』 作者: 碧梧
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