「木犀にたましひ一瞬抜き取られ」の批評
回答者 めい
宙也さま。
御句拝読いたしました。
概ね慈雨様と同じ意見です。
一瞬だけど魂を抜き取られた。
あの芳香にやられた。
わかります。
妹に言うと、トイレの芳香剤みたいでいや。
だと。
どういう感覚しとんだ。
ああ、この子は、私とちがうんだー。
こんなふうに思う人もいるんだなー。
慈雨さまの一句目に一票です。
よろしくお願いいたします。
点数: 1
添削のお礼として、めいさんの俳句の感想を書いてください >>
作者 宙也 投稿日
回答者 めい
宙也さま。
御句拝読いたしました。
概ね慈雨様と同じ意見です。
一瞬だけど魂を抜き取られた。
あの芳香にやられた。
わかります。
妹に言うと、トイレの芳香剤みたいでいや。
だと。
どういう感覚しとんだ。
ああ、この子は、私とちがうんだー。
こんなふうに思う人もいるんだなー。
慈雨さまの一句目に一票です。
よろしくお願いいたします。
点数: 1
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回答者 慈雨
宙也さま、こんばんは。
御句拝読しました。金木犀の香りは強烈ですね。魂が抜かれるとは面白い表現です。
一応、提案句を考えてみました。
・木犀にたましひしばし抜き取られ
・木犀の香り吾(わ)が魂(たま)抜き取りぬ
字余りについて、現時点での私の認識ですが書かせてください。
◯ムリヤリ五七五にしようとして、日本語としておかしくなるくらいなら字余りにした方がいい。
◯中七の字余りはリズムが大きく乱れるので避けるべき。上五の字余りなら中七下五でリズムを取り戻せるので、比較的許容しやすい。
◯理想は「五七五に収まらないので仕方なく字余りにする」のではなく、「五七五に収められるのに、敢えて1音足して字余りにすることでその1音を強調し、句に深みを与える」(上級者向けテクニック)。
この辺は、夏井いつきさんのYouTubeでけっこう詳しく解説されてました(「夏井いつき 字余り」とかで検索すると出てきます)。
また、最近のNHK俳句などを読むと、「字余りを恐れすぎない方がいい。ちゃんと意味の通る句にすることが大事」というアドバイスが多い印象です。
私の場合は、作った句を声に出して読んでみて「この句は字余りだけどそんなにリズムが乱れてないな」「この句はすごくリズムが悪くなるので字余りは解消しよう」とか考えます。
この後「慈雨の奴は全くわかってない!」という先輩方のコメントが殺到するかもしれませんが(汗)、たたき台として書かせていただきました…長文失礼しました。
点数: 1
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ハット甘い香りを嗅いだとたん、思わず全思考は金木犀に向いてしまう瞬間を思いました。中7が字余りになるのですが、うまい言葉がみつかりませんでした。またどういう場合字余りが許されるのかはっきりわかりません。どうぞよろしくお願いします。