「夏台風寝巻きで抜き去る休暇かな」の批評
こんばんは。はじめまして。イサクと申します。
初心者様とお見受けします。
細かいところは省きます。
(細かい点は他の方から出て来ると思いますが、ご希望なら再登場します)
◆『台風を休暇が抜き去る』休暇の方が早いということでしょうか?比喩が複雑すぎてわかりにくく思います。コメントにある「過ぎ去る」がよいのでは。
◆「(夏)台風」「寝巻」「抜き去る」「休暇」と、言いたいことが多すぎて、俳句
の十七音に入りきらず、ごちゃごちゃしてしまいます。
俳句は十七音しかないので、十七音で収まる程度の要素・情報に収めないと、良い俳句になりづらいです。
整理するとして、この句の主役は「台風」か「休暇」かどちらでしょう?句とコメントからは「休暇が抜き去る」なので【休暇】だと思いますが・・・
◆八月下旬という今は、暦の上では秋です。「台風」も秋の季語
です。
かたや、夏は大雑把に5月初頭~8月初頭です。
その上で、季語の選択を考えてみたいです。
「夏台風」というのは気象用語にはありそうですが、俳句ではあまり使いませんね。
コメントにある「儚い休暇」は面白い感情だと思います。俳句の場合、こういう素直な表現を使うことをお勧めします。
川柳っぽい「上手いこと言う」のを目指すのは、俳句ではあまりお勧めできません。
・寝巻のまま過ぎる儚き夏季休暇
季語:夏季休暇(夏)
・寝巻のまま儚き休暇台風裡
季語:台風裡(秋)
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台風10号より早く過ぎ去っていく私の儚い休暇を詠みました。