「夏の夜響き渡る蝉の声」の批評
こうこうせい様、はじめまして。よろしくお願いします!
読ませていただきました。夜に聞こえる蝉の声は夏を感じますねー。
意味はしっかり伝わります。
◯まずは俳句の基本「①五七五の定型で作る」「②季語を一つ入れる」を意識したいところです。
①…御句は7音必要な中七が「ひびきわたる」で6音しかない、字足らずの句になっています。ちょっとリズムが良くないので、解消したいですね。
②…「夏の夜」「蝉」がどちらも夏の季語で、季重なりになっています。
蝉が鳴いていれば夏であることはわかるので、「夏」は省略できそうですね。
◯その上で添削ですが、今のところ情報が「夜に蝉が鳴いていた」だけしかないので、これではちょっと難しいです。。
たとえば、蝉の声を作者はどこで、何をしながら聞いていましたか?
また、そこにどういう感動があったでしょうか?夏を感じて嬉しかったのか、うるさくてイラっとしたのかで、添削も違ってきます。
「添削お願いします」だけではなく、こうこうせいさんがどういうシーンを表現したかったのかをコメントに書いてくださると助かります(良かったらぜひ今からでも教えてください♪)。
たとえば「夏休みの宿題が終わった!ふと気づくと蟬が鳴いていた」というシーンでしたら
・宿題を終へて夜蝉の鳴きにけり
のような句が考えられます(夜蝉=よぜみ)。
長々書いてしまいましたが、きちんと意味の通る句になってはいますので、あとはどんな情景を足していくかだと思います。
句を多く作っているうちにその辺も見えてきますので、ぜひまた作って投稿してください☆
添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>
添削よろしくお願いします!