「着きて直ぐ駆け出し泳ぐ子供らよ」の批評
回答者 めい
東野宗孝様。めいです。よろしくお願いします。
御句拝読いたしました。
慈雨さまの言われるように動詞が複数ありますね。最小限にとどめました。
●夏の浜駆け抜け海へ子供たち
点数: 0
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作者 東野 宗孝 投稿日
要望:厳しくしてください
回答者 めい
東野宗孝様。めいです。よろしくお願いします。
御句拝読いたしました。
慈雨さまの言われるように動詞が複数ありますね。最小限にとどめました。
●夏の浜駆け抜け海へ子供たち
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回答者 慈雨
東野宗孝さま、こんにちは。
たくさん投句されましたね。「厳しくしてください」とのこと、ちょっと一つ一つにコメントしきれないので、こちらにまとめて失礼します。
前にも書きましたが、俳句はなるべく動詞を少なくすると良いです。
動詞が多いとどうしても散文的というか、説明文・報告文のようになって詩情が失われやすいです。
今回東野さまが投稿された5句は全て動詞が2つ以上、この句に関しては「着く」「駆け出す」「泳ぐ」と3つ入っています。
いずれの句も、やはり動詞を減らした方が詩的になるように感じました。
もちろん動詞を複数入れた秀句もたくさんありますが、基本は「一句一動詞」と言われていますので、それを意識すると良いかと。
たとえばこの句で言いますと、海に向かって元気に飛び出す子どもたちの姿に感動の焦点があると思いますので、そこに絞るのが良いかなと思いました。
・夏海や子らは車を飛び出しぬ
これで「着いた」と言わなくても海に着いたことは伝わりますし、「泳いだ」と言わなくてもこの後泳いだのだろうと想像できると思います。
いかがでしょうか…偉そうにコメントしてしまいましたが、投稿されたどの句も句材は面白く、勉強になります。東野さまは優れた着眼点をお持ちだなと感じました。
またよろしくお願いします!
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
あまり進歩がございませんが、よろしくお願い致します。
待ち遠しい海です。
浜に着いて直ぐに、駆け出して海に入る、そんな勢いのある気持ちを詠んでみました。