俳句添削道場(投句と批評)

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川の原風に揺れるは柳の木

作者 みかづき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

柳の木が風に揺れて葉が散る情景を書いています。初めての投句で至らぬ点も多々あるかと思いますが添削の方よろしくお願いします。

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「川の原風に揺れるは柳の木」の批評

回答者 なお

みかづきさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。初めての俳句としてはいいと思いますよ。風流です。
ただ、ここは添削道場ですので、気がついたところはお伝えして、添削というより「このような考えもありますよ、くらいの提案を併せてお伝えしますね。

「川の原」って、あまり言わないですよね。川原ではないかと。それより私は、勝手で恐縮ですが、川のほとり、川べり、川端等が柳には似合うのではと思いました。
また、「揺れるは柳の木」とのことですが、意地悪ではありませんが、柳の木は揺れないと思います。揺れているのは柳の枝では?単に柳、とした方がいいと思います。
さらに、風に揺れる、とありますが、木の枝が揺れるのはほとんどの場合、風のせいですので、言わなくてもわかるかもです。
これらから、減った音数を使って、その場の様子をもう一つ詳しく描くと、光景が鮮やかさを増すと思いますよ。

・大川のほとりに揺れる柳かな

ただこれだと、柳は春の季語で春の句になってしまいますので、ここは、慈雨さんのおっしゃるように「柳散る」が正解でしょう。

・提灯の映る川面に柳散る

また聞かせてください!

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「川の原風に揺れるは柳の木」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

みかづき様、はじめまして。よろしくお願いします!
御句、とても風流な光景を詠まれましたね。
(「川の原」は川原のことでしょうか?)
五七五の定型で、季語「柳」も句の主役として立っており、佳い句だと思います。

一点、コメントを拝見しますと「柳の木が風に揺れて葉が散る情景を書いています」とのこと。
実は「柳散る」という秋の季語があります。
風によって柳の葉が散る様子を意味する季語ですので、御句の中七・下五「風に揺れるは柳の木」はこの季語に集約できるように思いました。
その分、減った音数で他の内容を入れられるかなと。

たとえばですが、
・子どもらの川原遊びや柳散る
・柳散る川原に坐して水の音
すみません、詳しい場面がわからないので勝手に映像を入れてしまいましたが、ほんの一例ということでご容赦ください。
ぜひいろいろ試してみてください!

点数: 1

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「川の原風に揺れるは柳の木」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

みかづき様。めいと申します。
よろしくお願いします。
御句、はぶける措辞は省いてスッキリと。😊

●揺蕩いて柳はらはら河原にて

河原で柳が散る光景だけを切り取りました。

点数: 0

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添削対象の句『川の原風に揺れるは柳の木』 作者: みかづき
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