「夏服の塾帰り照らす月丸く」の批評
回答者 なお
うちわさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。塾の帰りにお月様が出ていたのですね。夜遅くまで勉強お疲れ様です。
お尋ねのように、夏服は夏の季語、月は秋の季語ですね。一緒にするのはちょっと難しいですね。
確かに月は一年中出ていますが、最もきれいなのは秋だということで、秋の季語です。
こういうの、俳句ではよくありますよ。例えば「汗」、一年中汗はかきますが、一番かくのはやはり暑い季節ということで夏の季語です。ですから冷や汗は季語になりません。
咳も一年中…もういいか(笑)。
御句、五七五と七音であるべき中の句が八音になっていますね。こういうのを中八と言って、あまり好まれません。そこから直しましょうか。
・塾帰り制服照らす夏の月
制服のまま塾に行ったという句ですが、夏休み講習なら私服ですね!
・塾終へてTシャツ照らす夏の月
Tシャツはまだ夏の季語になっていないようです。
何かの参考になれば幸甚です。
点数: 1
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初めて利用させていただきます。
この句の場合「夏服」と「月」で季語が二重になってしまうのでしょうか? 月はどの季節でもあるように思ったのですが…
拙作ですが、ご指導頂けたら幸いです。