晩秋やいつかの頬笑み嘘みたく
作者 はーりー 投稿日
要望:厳しくしてください
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「晩秋やいつかの頬笑み嘘みたく」の批評
回答者 慈雨
はーりー様、はじめまして。よろしくお願いします。
初心者ですので、的外れなこともあるかと思いますが参考程度に読んでいただければ嬉しいです。
御句、とても切ない気持ちが伝わってきます。詩情もあって良いと思いました!
強いて言うなら、中七「いつかの微笑み」が8音の字余りですね。
それ程には気にならなかったですが、もし解消するなら「晩秋やいつかの笑顔嘘みたく」でしょうか。
あとは、季語を変えてみるのも一案かなと。
「晩秋」も、しみじみとした雰囲気で悪くはないのですが、個人的にはもう少し具体的な映像が欲しい気がしました。
例えばですが、
・降り月いつかの笑顔嘘みたく
「降り月(くだりづき)」、満月が少しずつ欠けていくという季語です。何となく、心に穴が開いた感じが伝わるかなと。
ただ、「決別の一句にしたい」とのことですが、御句から受ける印象は「君の微笑みも過去のものになってしまった」という、かなり未練を感じるものでした。そういう内容で作句の意図に合っているでしょうか?
もし「失恋を乗り越えて前に進む気持ちを詠みたい」ということなら、また違った、前向きな印象の季語を取り合わせてもいいかもしれませんね。
私の提案句は上手くないので、色々と推敲してみてください。
またよろしくお願いします!
点数: 2
添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>
「晩秋やいつかの頬笑み嘘みたく」の批評
回答者 なお
はーりーさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。辛い失恋の句でしょうか。
「晩秋や」とのことですが、できればこうした場では当季を詠みたいので、春の季語を斡旋しましょうか。
また、実は今でも思っているの、ということではなく、決別の句になさりたいのですね。では少し厳しくいきますか。
いつかの微笑みですと、慈雨さんのおっしゃるように中七ならぬ中八となり、評価が低くなります。それって損ですよね。七音にしましょう。「いつかの笑顔」でもいいですし、私は「あの日の笑顔」などもいいと思います。
でも、誰の笑顔かは入れたいような気もするのですが…。
決別の句ということで、季節の区切りの季語を入れてみました。
・あの笑顔消えてなくなれ春一番
・吹き飛ばせあの日の笑顔春嵐
強く言ったつもりですが、まだ未練がましいですね…。
点数: 1
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
「晩秋やいつかの頬笑み嘘みたく」の批評
回答者 竜虎
はーりー様 こんにちは
初めましてよろしくお願いします。
御句
失恋の句ですか?
あの笑いあった日々は本当にあったのであろうか
という気持ちでしょうか
提案句です。
花冷えやいつかの笑みは嘘のやう
春の当季で詠んでみました。
上五をやの切字で詠嘆していますので中七下五は切らず詠んだ方が良いと思います。
切れは一つということの様です。
それとみたくは古文のやうで詠みました。
よろしくお願いいたします。
点数: 0
添削のお礼として、竜虎さんの俳句の感想を書いてください >>
その他の添削依頼
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
失恋した時に詠んだ句です。
決別の一句にしたいので添削お願いします。