俳句添削道場(投句と批評)

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春愁や書架の分厚き古書の列

作者 ケント  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

最近、駄句、凡句ばかり詠む。

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「春愁や書架の分厚き古書の列」の批評

回答者 慈雨

ケント様、こんにちは。いつもお世話になります。
拙句「お花見や~」へのコメントをありがとうございました。
そうですね、作ったのが誰かは、ぼかしてみました。
しかし誤解なさらないでください!この日はたまたま、ほんのほんの少~しだけ歪になっただけであり、普段はと言ったらもう、そりゃあもう、スクランブルエッグのように美味しそうな卵焼きを作っておりますよ♪

さて御句拝読しました。
春愁されているのですか?ケントさんの句はどれも着眼点がよく、一工夫あって私は好きですけどねー。

御句、めいさんもコメントされていますが、自宅か図書館か古書店か、と想像の膨らむ面白味があるなと感じました。古書と春愁の取り合わせ、佳いですね!
いっそ古書を春愁と比喩してみたらどうかな、と思いました。
・書架に立つ古き春愁厚きなり
うーん、よくわからないですかね…失礼しました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「春愁や書架の分厚き古書の列」の批評

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

切れ字、助詞に手を加える一案を。

 春愁の書架に分厚き古書の列

「書架の」に引っかかりを覚えました。書架に本が並んでいるのは当たり前であるところ、この句の「書架」は何も形容されずに宙ぶらりんな感じ。季語「春愁」と「分厚き古書」の間で、とりあえず音数を埋めているだけ、みたいに見えました。
「書架」を補強する語が欲しいな…というところから、それができるのは季語「春愁」なのでは? という思いつきです。

「列」も気になるところなのですが、これには案が浮かばないので手を出さずにおきます。

点数: 2

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「春愁や書架の分厚き古書の列」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

ケント様の俳句歴のほうが長いんですね。山本山は、意味がわかれば、いいんですね。知りませんでした。
すごい知識ですね。
感心してしまいました。🤩
夕風は、実際感じたことです。
モワンとした夕風にこれは、蓬の熱から、きてるんだなと
表現した伝えたつもりです。
蓬の摘んだ籠に、熱がこもるのは、わかるけど、絶対に嘘やん。(笑)
蓬摘んだことないし。
蓬団子は、食べたことあるけど。
でも、何度も考えてくれて、ありがとうございます。🥰

御句、場所は、図書館ですか?
自宅ですか?古書の列だから、図書館かな?分厚い、古書の列に春愁があった。長い長い物語の中
なんと、己の儚いことよ。こんな、感じなのかなあ?古書が、借りられた感じがなくて、ずっと、ここにいることをうれいているのかな?
古書店かも、しれないなあ。
もしかして、東野圭吾の白夜行みたいな感じ?
そこまでは、深読みかあ。
でも、いいと思います。
古書の匂いまで感じます。🙇

点数: 1

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添削対象の句『春愁や書架の分厚き古書の列』 作者: ケント
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