俳句添削道場(投句と批評)

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雷鳴に怯え牛舎の夜の鬼哭

作者 猫田砂鉄  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

雷に怯えた牛の声がまるで鬼の泣き声のように聞こえる。という俳句ですが、調べてみると鬼哭と言う言葉を
誤用しているように思えます。しかし、良い修正案が浮かばなかったので、そのままにしました。

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「雷鳴に怯え牛舎の夜の鬼哭」の批評

回答者 こま爺

はじめまして。

俳句の基本パターンの一つをご説明します。簡単にいうと季語+話しのタネという形式です。御句の季語は「雷鳴」、話しのタネは「夜、死者の霊魂に怯える牛舎の牛」です。

まず、話しタネを12音に納めて見ましょう。ただ、すべてを折り込むわけにはいかないので余分と思われる表現を削除します。「死者の彷徨う牛の夜」

季語とは「や」で繋げ雷鳴がとどろいてますねで一旦話しを打ち切ります。

「雷鳴や死者の彷徨う牛の夜」
牛の夜は今一ですが。

ご参考迄に。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「雷鳴に怯え牛舎の夜の鬼哭」の批評

回答者 ケント

句の評価:
★★★★★

猫田さんこんばんは。
はじめまして。
確かに「鬼哭」の意味は、浮かばれない霊魂が恨めしそうに哭くと言う意味なので、用法が違いますね。
作者が言いたいのは、雷鳴に驚いて牛が鬼が泣いているような声で泣いているですね、

雷鳴に鬼のごとくに牛の哭く

とすれば一応作者の言いたい意味にはなると思います。
「怯え」「牛舎」はとりあえずはずしました。
問題は、「鬼の泣き声」って?
どんな声でしょうか?
聴いたことがないので分かりません。
鬼の形相なら分かりますが、、、。
鬼を使うのは諦めて、

雷鳴におののく牛の鳴きにけり

まずは、これくらいにされてはどうですか?
そこからは、牛の鳴く様子をもっと他の表現にするとかが考えられると思います。
ところで本句は、昨年の夏に詠まれたのですか?
ちなみに「雷鳴」は夏の季語です。御存じでしたらすみません。
またよろしくお願いいたします。

点数: 3

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