「セミ死に絶へ教室の窓黄に染まり」の批評
回答者 慈雨
かぶ様、こんにちは。再訪失礼します。
私のコメントにご丁寧に返信くださり、ありがとうございました。
ご自身の体験と重ねて鑑賞してくださり、何よりも嬉しい気持ちです。
本当にありがとうございました。
点数: 1
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作者 かぶ 投稿日
要望:褒めてください
回答者 慈雨
かぶ様、こんにちは。再訪失礼します。
私のコメントにご丁寧に返信くださり、ありがとうございました。
ご自身の体験と重ねて鑑賞してくださり、何よりも嬉しい気持ちです。
本当にありがとうございました。
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回答者 慈雨
かぶ様、こんばんは。はじめまして。学生さんでしょうか?
私も俳句を始めて半年ほどの初心者です。一緒に勉強するつもりでコメントさせてください☆
御句、秋になったことをとても趣のある措辞で表現しておられ、素敵だと思いましたよ。風情を感じます。相当考えて作られたのではないでしょうか。
その上で、せっかくの道場ですので、気になったところを。
①俳句は五七五が基本です。
御句は上の句が「セミ死に絶え」で六音となっていますね。こういう「字余り」の句もあるのですが、やはりリズムが悪いので、最初のうちはなるべく五七五で作るといいと思います。
②俳句には原則「季語」を一つ入れます。
御句ですと「セミ(蝉)」は夏の季語ですが、すでに死んだセミなので、季語と認められるか微妙な気がします。
そもそもこれは「秋になった」という句ですから、「秋の季語」を入れましょう。
(ちなみに「空蝉(うつせみ=蝉の抜け殻)」なんていう季語もありますが、やはり夏の季語です)
秋の季語はたくさんあり、歳時記(さいじき)という本に出ていますが、まずはネットで自分の気持ちにぴったりくる季語を探すのも楽しいと思います↓
https://kigosai.sub.jp/001/%e7%a7%8b%e3%81%ae%e5%ad%a3%e8%aa%9e
③「セミが死んだ」「窓の景色が黄色くなった」という二つの景色が入っており、少し詰め込みすぎな印象があります。
俳句は十七音という短い詩ですので、かぶさんの想いの強い方、どちらかに絞るとスッキリすると思います。
御句をベースにすると、例えば
死んだセミを使うなら
「抜け殻の校庭に舞う秋の暮」(季語:秋の暮)
黄色くなった窓の景色を使うなら
「教室の窓は黄となり秋高し」(季語:秋高し)
とか…あまり上手くないですが、イメージとして参考になれば幸いです。
色々書いてしまいましたが、自分自身が楽しむのが一番大事だと思うので、ぜひ俳句を楽しみましょう。また作られたら投句をお待ちしています!
点数: 3
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回答者 こま爺
こんにちは。
窓が黄に染まりという表現は面白いと思います。ただ、俳句のルールを少々外しておられます。
俳句のルールとして、基本中の基本は音数を五七五に揃えること。もちろん例外もありますが初心者としてはまずはそれを必須事項としましょう。
次に、季語は生かすもの、立てるもの、別の言い方をすると季語を主役にする。
少し難しいかもしれませんが、「何が何してなんとやら」という表現は避けましょう。物事の成り行き、原因や理由を示してこうなったはというのは俳句ではありません。
さて、蝉を生かそうかな、
「蝉のなお教室の窓黄に染まり」
初心者の俳句のルール10点ほどありますので、しっかり学んで下さい。ネットで検索も可能ですので。
点数: 1
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回答者 イサク
こんばんは。
他の方から細かく出ています。一点だけ。
「絶える」は文語で「絶ゆ」で、歴史的仮名遣いでも「絶え」ですね。ヤ行なので。
「絶へ」と「へ」がつくことはありません。
仮名遣いは、慣れるまではひとつひとつ確認した方がいいです。
俳句十七音ならば大した量ではありませんし・・
まあ、他の方の言うとおり「セミ死に絶え」は俳句として生かすには難しい言い回しなので、この句で「絶え」はそもそも使わない方がいいと思います。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
教室の窓から見える、夏から秋への変化を表現しました。初心者なので、温かい目で見守って頂けると嬉しいです。