俳句添削道場(投句と批評)

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冬日和見ゆる山々笑みこぼれ

作者 笙染  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

’’なおじい様、下記のコメント、その通りです。
’’俳句日々という下五です。「俳句の日々」という意味だと思いますが、すみませんが無理やり五音に縮めたような気がします。まだ「日々俳句」のほうが耳にスッと入るような気がします。’’
何時も先生方のコメント有難うございます。

見事な青空、色々な形の雲模様、雪の積もり方が面白かったのです。
1.’’冬日和’’ と ’’山々笑みこぼれ’’ が二重季語?になるかどうか?です。
2.部屋から見渡す山々の雪の積もり方が様々で面白く感じ、私をみて微笑んでいる
  様に感じました。

皆様のアドヴァイス楽しみに致しております。勉強・勉強です。

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「冬日和見ゆる山々笑みこぼれ」の批評

回答者 なおじい

笙染さん、こんにちは。
御句拝読しました。コメントは出尽くしているようですが、ご自身のコメントに名前を出してくださったので、私からもお伝えします。前の方々との重複はお許しください。

おっしゃることはわかりますが、少し整理が必要です。
まず、「見ゆる」が違和感があります。文法的にどうなのかということもありますが、見えているから俳句に詠むのであって、見えない山は詠まないでしょう。ですから不要です。

次に「笑みこぼれ」。誰の笑み?一般的には作者だと思いますが、山の擬人化かもしれない。「山笑う」という有名な季語もありますし。

ただ、「山笑う」は春の季語で、冬の山はまだ眠っています。

自分で「笑みこぼれ」と言わなくても、情景を詠んで、それなら笑みもこぼれるわな、と思ってもらえるような俳句がいいなと思います。

即吟ですが、

・冬日和親しき山の輝けり

とかが浮かびました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「冬日和見ゆる山々笑みこぼれ」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

はじめまして。

ご存知かと思いますか、俳句には無駄な言葉はことごとく取り除くという原則があります。見ゆるという措辞は、そもそも句が目前の風景を詠まれたもののようですので、削除すべきと考えます。

もう一点、「山々笑みこぼれる」は「山笑う」という春の季語に少し尾ひれをつけた措というのは言い過ぎでしょうか。となると季重りだよと、それだけで罰点の結果となってしまいます。

御覧になられた山々はどんな光景か、稜線がくっきりと切れるように浮かび上がる姿ではないでしょうか。仮にそうだとし、語順は先に目線を高く置いて
”山々のつんと済まして冬日和

初めてなのに立ち入り過ぎたようですね。これに懲りずよろしくお願いします。

点数: 2

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「冬日和見ゆる山々笑みこぼれ」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。笙染様。
御句、全体的に散漫な感じがします。
こまじいさまが、言われたように私も山笑うを想像してしまいました。その部分に九音も使われてしまっています。これは、もったいないです。
▪山稜のくきりと浮かぶ冬日和

また、宜しくお願いいたします。

点数: 1

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