俳句添削道場(投句と批評)

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冬の月緩和ケア行く君の笑み

作者 めい  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

友人が緩和ケアに。
こんなことさえ、俳句のタネにしてしまう、私は、鬼かも。

最新の添削

緩和ケアに去る友の笑み冬の月

回答者 幸福来々

私の読みが甘かったなと思えた点があり、再訪失礼します。

この句の感慨を説明いただきありがとうございます。
説明をいただいて君がいれば、君と呼ぶ僕がいるのが当たり前だなと。
この『冬の月』はもちろん二人の描写だと読めてなかったと気が付きました。
そりゃ、微笑まれた方も辛いに決まってますよね。。。

また、『君』に常にある苦しみがあることは、『緩和ケア』で理解できたかもしれないなと思いました。
一応調べたのですが、調べ方が甘く「何かしらの病気がある人のケア」くらいに思ってただけで、『緩和ケア』とは「生命を脅かす重病を患っている当人とその家族」が対象となる医療行為なんですね。。。。

そのような方が、『緩和ケア』を理由に行くときの笑顔って心に来るところがあると私も理解できました。

『冬の月』との取り合わせ贔屓目なしで成功してると思います。
冬だけだと、その友はもうすぐ逝ってしまうのではないのだろうかとなりますが、『冬の月』であれば、まだ淡い希望があるのではないだろうかと思える表現だと思います。

改作になっていたら申し訳ありませんが、あまりしたくない添削というものをしてみました。
添削になってたらいいな。

もし、またその方と会うことができるのであれば、この句のお話をされてみてはどうでしょうか。
作品を通しての本音の会話は、とても刺激的でとても優しい空間が生まれますよ。

ちなみに私は同性愛者の男です。
間違ってなかったですよ。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「冬の月緩和ケア行く君の笑み」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

めい様こんにちは。
緩和ケアを使っても不謹慎ではないと思いますよ。
むしろ良い着眼だと思います。
私も詠んでみました。夜ではないですが。

緩和ケア行く君の背に冬日差し

点数: 2

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「冬の月緩和ケア行く君の笑み」の批評

回答者 幸福来々

句の評価:
★★★★★

『去年今年』の句のコメントありがとうございます。

一人称は「わっち」「あちき」「わちき」のどれかになりますが、使い分けについては私もよくわかりませんでした。
郭詞(くるわことば)自体の目的はめいさんのおっしゃるとおり出身を隠すためみたいです。

さて、本句ですが以下のように読みました。

「大丈夫!大丈夫!」とかいつも言ってたくせにいざ緩和ケアにいくとなったときの君の笑みになんだか違和感を感じた。あれって強がってたんだ?と感じた。

もしくは

いつもはあんなにキツそうなのに、緩和ケアにいくとなったときの君の笑みはなんとも嬉しそうだった。

前者の読んだ方が季語をリスペクトするので、前者の読みだと思っていますが、緩和ケアというものを本句で初めて知りましたので、『緩和ケア』との向き合い方が分からず、読みを迷いました。
これは句の問題というより、私の想像力のなさの問題ですね^^;

前者の読みになった理由は以下のとおりです。

・季語『冬の月』は寂寥感を含む季語である
・『冬の月』の描写が『君の笑み』に影響しているはず
・『緩和ケア行く』今を読んでるため、『冬の月』が登場する今が以前と違うはず

なんでも句材にする姿勢に楽しく俳句を詠まれているのが伝わってきます。
句材があれば、あとはカタログから選ぶように季語を選んで気軽に作れるところが俳句のいいところですよね。

点数: 2

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