「青の牡丹崩れずに咲く青花瓷」の批評
回答者 気まぐれ亭いるか
はじめまして
句材に詩がありますね
美しい句だと思います
ただ、本句まず気になったのが、青牡丹としたことで陶器の中の牡丹かどうか少し誤認を受けそうかと思いました
いっそのこと上五で切れを入れてみるのと、季語との関係を「は」で対比表現にしてみてはどうかとひとつ
牡丹(ぼうたん)や青花瓷は永遠に咲き
#今詠むなら季節柄としては冬なので季語を寒牡丹にしてもよいかも
これからもよろしくお願いします
点数: 1
添削のお礼として、気まぐれ亭いるかさんの俳句の感想を書いてください >>
中国の陶磁器の展示を見た時に、特に心惹かれたのが白地に青い花模様を施した「青花瓷(チンフアツー)」という磁器でした。昔の芸術品は時代を超えて生き続けるのに、栄華は長く続かないことに、歴史の儚さを感じて、この俳句を読みました。
工夫したポイントとしては、「崩れずに咲く」で、青花瓷に描かれた花は散ることなくずっと咲き続ける(時代を超えて生き続ける)のに、現実の花はすぐに散ってしまう(栄華は長く続かない)ということを表現した点です。
青花瓷をテーマに歴史の儚さを詠みたいのですが、この俳句をパッと読んだだけでは歴史の儚さが伝わらないのではないか、と心配しています。歴史の儚さを伝えられるような俳句にするにはどうすれば良いのか、アドバイスと添削をお願いします!