俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

囀りや見え隠れつつ高みへと

作者 未知夫  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

いま、来年の年賀状への掲句を考えています。これは、その候補のひとつです。俳句はじめて、まだ二年。来年はもっと勉強して、もう少し良い句が詠めるようにとの思いを込めています。ご指導いただきたいと思います。

最新の添削

「囀りや見え隠れつつ高みへと」の批評

回答者 竜子

未知夫様 こんにちは
お世話になります。初めましてかな。よろしくお願いいたします。
年賀状に俳句を載せるいいですね。
私もやってみたくなりました。
御句
提案句です。
さえずりの高きに数羽松の中
今年も高きを目指して家族で仲良く過ごしましょうという意味を込めました。
松はおめでたい木だと思います。
年賀状であれば新年の季語を使うのはどうなんでしょうか?
よろしくお願いいたします。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

添削のお礼として、竜子さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「囀りや見え隠れつつ高みへと」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

初めまして。よろしくお願いします。

年賀に俳句とはいいですね。羨ましい。(もう年賀状何年も書いてないなぁ)

厳しくしてくださいとのことと、一定経験のある方ということで少し厳しめに。

1、季語とそれ以外でちぐはぐ
「囀り」は聴覚ですが、中七下五は鳥が高くまで飛ぶところの時間軸を持った描写。飛びながら囀ったということだと思いますが、そうすると「囀り」という季語が季語として生きてこないように思います。「囀り」と「鳥の高く飛ぶまでの描写」とどちらが作者として言いたいことかを絞った上でどちらかを変えて、互いに補強し合うようなものを選んだ方が良いと思います。

2、新年の季語でなくて良いですか?
これは僕がお作法を知らなかったらすみません。早春というくらいですから、春の季語を詠むのも普通なのかもしれません。

3、中七・下五の描写について
「見え隠れつつ高み」という描写しようという意図は良いと思いますが、どこか既視感があるのといまいち状況が掴みづらい。見え隠れなので、視界から外れる瞬間があるのとは思いつつ、雄大な景を飛び回っいて視界が追いつかないのか、何か遮るようなものがあってなのか、一羽なのか複数なのか。その辺りが今一歩ピンとこない感じ。「高み」というのも少し、比喩的な意図が見え隠れして損しているようにも思います。

コメントを見ると作句意図が、やはり「高み」というところにありそうですね。なので、句の景が抽象的でやや弱くなってしまっているように思います。

初夢の鳥の一羽の高きまで

点数: 3

添削のお礼として、卓鐘さんの俳句の感想を書いてください >>

「囀りや見え隠れつつ高みへと」の批評

回答者 つちや郷里

句の評価:
★★★★★

未知夫さんこんにちは。

御句
コメントを読まずに御句を字面だけで見ての感想ですが、中七下五のフレーズの意味がいまいち読み取れません。
映像を描こうとしているのでしたら、「囀り」という季語に鳥の映像が見えなくもないので、木の枝で囀っている鳥が木々の間に見え隠れして高みへと飛んで行ったと解釈できますが、もしそうなら散文的ですし、余計なことを言い過ぎていて必要なことを言わな過ぎです。
比喩的な意味で使っているなら、読み手の解釈に委ねすぎな気がします。

コメントを拝読しました。年賀状に載せたい句であり、「もっと良い句が詠みたい」という思いを込めた句とのことですね。
その年賀状は不特定多数の人に送るのか、親しい人だけに送るのかわかりませんが、句の読み解きに負担がかかってしまうのはいただけないです。年末年始はただでさえ忙しいですからね。
そして、わかっているとは思いますが「囀り」は春の季語です。
どんな季語を使って俳句を詠むかは個人の自由ですが、できる限りその季節の季語を使うべきだと私は思います。特に人に句を見せる場合は。

新年の鳥の季語だと「初鳩」というおめでたい季語があります。
あまり上手く添削できませんでしたが
・『初鳩と共に我が句も高みへと』
これで意味は分かると思いますし、季節も合いました。

これからもよろしくお願いします。
俳句作りがんばってください。

点数: 0

添削のお礼として、つちや郷里さんの俳句の感想を書いてください >>

「囀りや見え隠れつつ高みへと」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

見え隠れしつつというのは、字数を使っている割りにはインパクトにかけるという印象です。経過説明ともとれます。いっそ、高みへ行って初めて姿を現したとする方が面白いと思います。

”囀りやいと高きにて露なる

点数: 0

添削のお礼として、こま爺さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

わびさびに無知なるわれや梅雨長し

作者名 久田しげき 回答数 : 1

投稿日時:

ぷくぷくりまるまるぷくり茄子ぷくり

作者名 めいしゅうの妻 回答数 : 0

投稿日時:

トラックの車輪止まりて月見草

作者名 感じ 回答数 : 7

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『囀りや見え隠れつつ高みへと』 作者: 未知夫
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ