「紫陽花に背を向け涙の子が二人」の批評
回答者 腹井壮
コメントを拝見しました。なるほど「背を向け」にそういう意味があったのですね。ですが「紫陽花に背を向け」では読者に喧嘩をしていた事は伝わり難いと思います。背を向けあっていたのは子供同士ですから
背き合ふ童の涙刺繍花
背き合ふ童の涙七変化
これで語順以外は当初の句意にかなり近くなったと思います。
点数: 2
添削のお礼として、腹井壮さんの俳句の感想を書いてください >>
作者 なおこ 投稿日
回答者 腹井壮
コメントを拝見しました。なるほど「背を向け」にそういう意味があったのですね。ですが「紫陽花に背を向け」では読者に喧嘩をしていた事は伝わり難いと思います。背を向けあっていたのは子供同士ですから
背き合ふ童の涙刺繍花
背き合ふ童の涙七変化
これで語順以外は当初の句意にかなり近くなったと思います。
点数: 2
添削のお礼として、腹井壮さんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 塩豆
なおこ様お久しぶりです。塩豆です。
前回の俳句よりも遥かにいいと思います!
紫陽花と涙ぐむ人の様子がよくマッチしていると思います。また、具体的に二人と言っているところもいいですね。数字は具体性を出す最も良い手段の一つだと私は考えています。私が少し出直しするならばこのようにします。
紫陽花に背向け涙の子の二人
中八を避けるために「を」を省きました。また、「子が二人」を「子の二人」としました。ここから少し難しいかもです。……格助詞の主格の「の」と「が」はほぼ同じ意味ですが、「が」を使用した方が主語への注目度が少し高まります。意外なものが主語に来る場合などは「が」を使うと効果的だったりします。しかしそうでもない時は「の」を使う方が無難でしょう。
と、ここまで書いておいてですが「涙の子」いう表現が正しいかどうか微妙な気がしてきました。大丈夫な気もしますが、、正直わからないです…。
点数: 2
添削のお礼として、塩豆さんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 腹井壮
なおこさん、こんにちわ。お久しぶりです。原句とコメントを見る限りでは随分俳句を勉強されているように思います。敢えて見たままや色々と描写をしていないのではと思います。それでも「背を向け」が説明的のような気がしたので
紫陽花や涙を溢す二人の子
紫陽花や涙を零す二人の子
もしかしたら「背を向け」になおこさんなりの拘りがあったのなら申し訳ありません。
点数: 1
添削のお礼として、腹井壮さんの俳句の感想を書いてください >>
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
二回目になります、なおこです。
我が子がちょうど紫陽花の前で兄妹喧嘩をし仲直りしていた所を見たので詠んでみました。
どうぞよろしくお願い致します。