俳句添削道場(投句と批評)

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剝きし梨皿盛る前に頬張って

作者 猫まんま  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

亡き母が梨を向いている時、待ちきれずに取って食べていたころを

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「剝きし梨皿盛る前に頬張って」の批評

回答者 こま爺

おはようございます。

俳句の基本としてとても大切なことを申し上げます。

1 動詞は「多くても一つ」を心がける。何故かというと、動詞を並べると物事の手順や時間の経緯に沿った説明、因果関係の説明に陥りやすいからです。
「何が何して どうなった」とか「何をしたからこうした」の口調となり説明臭くなります。

2 少しの無駄も省く。
剥きしは後ろに頬張るとあるので、皮は剥くは想像できるのて言う必要はないですね。

3 主題あるいはキーワードを明確に する。何に心を動かされているかを主題として折り込む。梨が美味しい日本ですねとか。
”皿に盛り口いっぱいや梨の国”

参考になれば幸いです。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「剝きし梨皿盛る前に頬張って」の批評

回答者 ケント

句の評価:
★★★★★

猫まんまさんこんにちは。
ケントと申します。私もまだ初心者の部類ですが、貴句読ませていただいて感想をのべさせて下さい。貴句はお母さんとの思い出を詠まれたものと思います。それなら「剥きし」ではなく「母剥きし」の方が良いのではないでしょうか。俳句は基本一人称なので「剥きし」では自分が剥いたことになります。
また「皿盛る」も少しくどく感じます。果物を盛るのは大抵が皿だと思います。
そんなところを考慮して、

母剥きし梨を丸ごと頬張りて

としてみました。丸ごととすれば、切り分けて盛り付ける前と分かってもらえると思います。
また俳句は、過去(母は故人)のことであっても、今のこととして詠めばいいと思います。
他の方からもっと厳しく、最適なアドバイスがあろうかと思いますが、私のコメントが何かの役にたちましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「剝きし梨皿盛る前に頬張って」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

猫まんまさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。厳しくしてくださいとのことですので、それなりにお伝えします(でも厳しくできるかな(笑))。

御句、亡くなったお母様の思い出を詠んだ句ですね。それはいいのですが、俳句の基本は「今を詠む」です。
ですからお母様が生きているように読めるかもしれませんが、それが俳句ということです。

それに俳句は、原則として自分のことを詠むものなので、何もなければ主語は自分になります。すると、御句は自分で剥いて皿に盛る前に自分で頬張った、ということになります。おかしいですね。これは解消しなくてはなりません。

そもそも動詞が3つもあって、これは誰の動作なのか?というのがややこしいです。俳句では動詞は無い方がよくて、出来るだけ少なくしましょう。

まず、最初の「剥く」という動詞は、主語を母にしましょう。この際、「亡き母の」とはしなくてはいいでしょう。
そのあとは、特に主語を書きません。ということは「私」です。

・母剥きし梨待ちきれず頬張りて

まあこれで、お皿とか鉢に盛り付ける前に、お母様の手から口に入れてもらったような記憶が蘇るのではと思いました。

点数: 1

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「剝きし梨皿盛る前に頬張って」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

猫まんま様、初めまして🙂

皿に盛る梨ならば、まあ"剥かれた梨"ですね。
(そうでない家庭も、あるかも知れませんが…)
ですから、「剥きし」ほ要らないと思います。
盛るのは、大抵、お皿にですよね。椎の葉に盛ったりしないですから… 「皿」も要らないと思いました。
「頬張って」の措辞も、直接的過ぎる感じが、しないでもありません。

以上から、
「梨盛らる前にひと切れ盗み食ひ」
とか…

宜しくお願いします。

点数: 1

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添削対象の句『剝きし梨皿盛る前に頬張って』 作者: 猫まんま
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