別れの日恋のおもいに春は来ず
作者 俳句好きの青年 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「別れの日恋のおもいに春は来ず」の批評
回答者 つちや郷里
こんにちは。
申し訳ないですが、御句を俳句だとは思えませんでした。
なんというか恋愛川柳のような。
「春」と書かれてますが、比喩のような使い方ですよね。
比喩じゃなくても「来ず」ということなので、やはり季語としては機能していません。
俳句は描写なので、こういった内容の句を添削するのは難しいですが
・「卒業す想いは伝へられぬまま」
こんな感じで整えることはできます。
点数: 1
添削のお礼として、つちや郷里さんの俳句の感想を書いてください >>
「別れの日恋のおもいに春は来ず」の批評
回答者 なお
俳句好きの青年さん、こんにちは。
ご投稿作品拝読しました。
先につちやさんからコメントがあり、同感ですので、「同じなら言わんでいい」ということかもしれませんが、どうかご容赦ください。
季語は単に字面ではなく、実体を伴う季節の移り変わりを示すものであることが望まれます。
ですので、青年さんのおっしゃっている、「恋の成就」を」春」としたり、「泣かず飛ばすの時代」等を「冬」と言ったりするのは避けた方がいいと思います。
また、今回の「春」は季語ではないにしても、「来ず」と否定はこれも避けた方がいいです。
それと、先のコメントにはありませんでしたが、二点、気になりましたのでお伝えします。
一つは上五の「別れの日」です。別れというと、それまで付き合っていた印象があります。しかし御句では、何も想いを伝えられなかったのですから、別れるも何も…という感じです。ご卒業のことをおっしゃっていると思いますので、それならそのように表したほうがいいと思います。
二つ目は「恋のおもい」という措辞です。これは重複感があります。気持ちでも十分だと思いましたし、あるいは「思い/想い」でも。
「恋心」もいいですが、これだとかなり強いかと思いました。
すでに先の方がいいコメントなさっており、後半で私がお伝えしている二点もご提案句の中に盛り込んでいらっしゃる。それなのに私は繰り返しで、本当に申し訳ありません。
ただ、作品の内容としては身につまされるものがあり、放っておけませんでしたので、お許しください。
点数: 1
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
その他の添削依頼
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
この句では、恋の成就を春と表しました。
私は中学生のとき、とある同級生に恋をしていました。想いを伝えることができず、卒業式の日を迎えました。最後の日だというのに、結局想いは伝えられず疎遠になってしまいました。
今でも時々思い出し、後悔している馬鹿者です(笑)