靴べらの映る瞳や石榴の実
作者 杠 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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「靴べらの映る瞳や石榴の実」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
詩的なワード・映像を狙ったのでしょう・・・けれども
◆誰がこの光景を見ているのかが気になりました。見ている本人が「映る瞳」とは表現しないと思うので。
親の目線だとしても、ちょっと特殊な状況ですね。
神様の目線?
◆「~~の映る瞳」で「見ている」という意味を表現するのは、児童文学や大衆音楽から借りてきた言葉のように感じます。ここはご自身で一工夫かと・・
句の表現者はその場面にいることにした方が、句にリアリティが出やすいと思います。
・靴べらを自分で購ふ日柘榴の実
点数: 1
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「靴べらの映る瞳や石榴の実」の批評
回答者 なお
杠さん、こんにちは。
御句拝読しました。申し訳ありませんが、意味が捉えきれませんでした。せっかくコメントに「女性が独り立ちする様を詠んでみた」と書いてくださっているのに。
まず「靴べらの映る瞳」が困難。「靴べらに映る瞳」だとしても、「靴べらって、何かが映るようなものかな?」という疑問が。
そうではなくて、ここでは「靴べらの映る瞳」。そうなると、「靴べらが見えている」ということでしょうか?なぜ靴べら?
これで男性の独り立ちだとしますと、例えばこれまで学生で靴べらなどいらないスニーカーばかり履いていたが、社会人となり革靴を履くようになった。同時に独り立ちすることになった。とここまでは繋がるのですが、「瞳」が…。
それに、靴べらって男性のもので、女性ってあまり必要としないような…。必要とするならごめんなさい。
句意を捉えきれないので提案句も難しいのですが、一応置かせていただきます。
・靴べらはもはや要らない柘榴の実
「独り立ち」を、社会人となってということではなく、別の意味で考えました。
点数: 1
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「靴べらの映る瞳や石榴の実」の批評
回答者 ケント
おはようございます。
貴句読ませていただきました。
私は好きです、この句。
新社会人としての出発の朝、シルバーの靴ベラに映った娘さんの瞳が柘榴の赤い実のようにキラキラと輝いていたのだと思います。作者もそれをご覧になったのだと思います。作者が本当に見えたのかどうかは、ここではどうでもいいと思います。
娘さんの晴れの出発にバンザイですね。
説明的と言われるかもですが、
靴べらに映る瞳や でもいいのではと思いました。
よろしくお願いいたします。
点数: 0
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女性が独り立ちする様を詠んでみました。
よろしくお願いします。