「早起きし朝の蜘蛛見し吉兆や」の批評
回答者 なお
岸本義仁さん、こんにちは。
御句拝読しました。
精力的なご投句に敬意を表します。
ただ、割と、日記俳句的なところがありますね。その日に感じたことや、気が付いたことを五七五で書き留めておくのはいいことだとは思いますが、それを俳句道場にご投句されますとメンバーはコメントをしようと思います。
掲句には、すでにケントさんが適切なコメントをなさっており、それに対する岸本さんの返信もすでにされているようで、いまさら遅いかもしれませんが、私もひと言だけ。
朝の蜘蛛は吉兆、これはおそらく江戸時代から言われていることでしょう。それだけではもう、添削の対象にもなりません。ですから私たちは、「そう言われているけど、本当にこんなことが!」とか、「そう言われているけど、逆にこんなだったよ」という取り合わせで自己表現するのがいいのかと思います。
前者はケントさんが好例を出していますので、私は後者の例を。
・トーストの焦げる匂ひや朝の蜘蛛
点数: 1
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早起きして、壁を見たら蜘蛛がいた。朝の蜘蛛は吉兆の印だという。