「花火果つ大手広ぐる天気雨」の批評
回答者 なお
やすさん、こんにちは。
御句拝読しました。なんか雰囲気わかりますよ。きれいな花火を見た満足感が伝わってきます!
しかし三点お伝えさせてください。
一つ目、季語の「花火」、終わってしまっては真っ暗な空があるばかり。やはりあのドーンと揚がる大円の映像が欲しいです。
二つ目、「大手」は「両手を大きく」という意味と思いますが、私は「大手企業」とかの「大規模な」という意味かと思ってしまいました。
三つ目、「天気雨」、空が晴れているのに降る雨ですね。花火が終わる頃ですからもうすっかり暗くなっているはずです。夜でも空が晴れているのは分かるのですが、私は天気雨って「明るい空から降る」というイメージがあり、夜の印象がありませんでした。
そこで次のように考えてみました
・花火背に両手広げて通り雨
なんだかなぁ、今一つですねー。意味がわからない。
あるいはもう、花火は終わってしまったということで季語ではなくして、
・花火帰り両手広ぐる夕立かな
季語を夕立にしましたが、ただこれは季重なりかもしれませんし、花火の終わった夜に夕立?と、自分で疑問があります。
なんだか問題提起ばかりして、いい提案が出来なくてごめんなさい。
点数: 1
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花火大会が終わり帰る時に
お天気雨が降ってきて
気持ち良いので濡れて帰りました。
花火の余韻を感じながら。