「夕立の軒先吾子としりとりす」の批評
回答者 なお
おだやか草さん、こんにちは。
御句拝読しました。
光景が鮮やかに浮かび上がります。
ただ、ちょっと気になりますのは、原句では、読み終わる頃には夕立の印象が薄れて、しりとりする親子の姿だけが残るような感じな点です。言い換えますと、しりとりをするために軒先を借りたような。
違いますよね?あくまでも、「夕立にあって」、仕方なくしりとりして「夕立が」止むのを待っている、というシーンですよね。
その点、先のお二人は、「や」とか「かな」の切れを使って上手く夕立を立たせていらっしゃいます。
私は次のように提案させていただきます。
・軒先に吾子としりとり夕立かな
「夕立」は「ゆだち」とお読みください。
点数: 1
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子どもと外出中、急な夕立をのがれ、軒先で雨やどり。雨がやむのをしりとりをしながら待つひととき。