俳句添削道場(投句と批評)

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照り返す床屋の夏の鏡かな

作者 こま爺  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

理髪店の鏡に映る向こうの景色も暑い夏です。
キーワードは理髪店の「鏡」てわす。

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「照り返す床屋の夏の鏡かな」の批評

回答者 卓鐘

こんにちわ。

床屋の鏡とそこに映る夏の取り合わせは良いですね。上五「照り返す」がゆるいというか課題がいくつかあるように思います、

・動詞上五は成功しずらい
上五に動詞をおくて主語も目的語も曖昧になって意味が通りにくくなることが多いので成功しにくいと言われます。この場合も、鏡とも夏とも分断されてしまっているので読みずらくなっているように思います。

・言わずもがな
鏡に夏とあれば言わずもがな鏡は照り返しているでしょう。試しに、上五とってもみえてくる光景はかわりません。先の上五動詞とあいまって、思いつかなかったからごましたかな?という印象にとれます。

季語とそれ以外の質量ばらんす
こま爺さんが引用されているであろう俳句2g理論?、ないし言葉の質量理論?にそっていくと、季語そのものが1gである必要はないですが、取り合わせの句の場合は、季語およひその描写と季語以外のキーワードないし描写が釣り合ってないと、有季定型俳句としては成立しづらいかと思います。この句の場合、「照り返す床屋の鏡」が1.7くらいで「夏」が0.3くらいで俳句の器としてはちょうどいいが、質量バランス簡単で少し損にみえます。

▪️季語に質量もたせる方向性
ふるさとの床屋のかがみ蝉時雨
積年の床屋のかがみ夏来る
▪️季語に描写を加えバランスとる方向性
理髪店まばゆき夏の鏡かな

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「照り返す床屋の夏の鏡かな」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

こま爺さん!こんにちは!
いつもお世話になっております。
まずは俳句生活佳作入選おめでとうございます。
かたかたのコメントありがとうございます。
ただ、やみくもに俳句を作っていますので、なかなか上達しません。理論もしっかりしているこま爺さんを見習たいと思います。
貴重なアドバイスをありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

点数: 1

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「照り返す床屋の夏の鏡かな」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

こま爺さん!こんにちは!
丸いのコメントありがとうございます。理屈はよくわかりませんが、褒めていただきありがとうございます。
あと以前に
・山小屋の眠れぬ雑魚寝山をんな
こま爺さんから盛りすぎとコメント頂きましたが、おかげさまで句会で先生から◎を頂きました。
ご報告まで

点数: 1

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「照り返す床屋の夏の鏡かな」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こま爺さん、こんにちは。
御句拝読しました。
これは、こま爺さんが床屋さんで散髪してもらっていて、鏡に映る景色(外が見えるとか)が、涼しいこの店内とは違って、うわ、夏だなぁ、ということですか?

私は、外の道を歩いている人が、何か一瞬キラッと光った、えっ?と思って辺りを見廻すと床屋さんの鏡に夏の太陽が反射していたのでした、という光景を想像しました。

こちらですと、下五に屋外の季語を置いて、

・照り返す床屋の鏡大夕焼

とか。でもこれだと近いかもしれないので、

・照り返す床屋の鏡蝉しぐれ

なども面白いかと思いました。

ああ、でもなぁ、床屋さんと屋外季語では違和感があるかもですね。当初の鑑賞のほうにしましょう。

・照り返す床屋の鏡夏景色

すみません、だんだんわからなくなってきましたのでこの辺で失礼します!

点数: 0

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「照り返す床屋の夏の鏡かな」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

こま爺さん!おはようございます。
いつもお世話になっております。
花氷のコメントありがとうございます。
頭の悪い自分には
こま爺さんのお説は難しくでなかなか理解できないです。
できればお手本をご教授いただければ助かります。
よろしくお願いいたします。

点数: 0

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「照り返す床屋の夏の鏡かな」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

こま爺さん!おはようございます。
再訪です。
ネットの情報ありがとうございました。
こま爺さんは早速実践されているんですね。
自分には面倒な理屈がなかなか理解できなくてすみません。
勉強してみます。

点数: 0

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