俳句添削道場(投句と批評)

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扇風機の首振り眺む朝十時

作者 とだら  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

初学者です。
基礎的な間違いなどがあったら指摘していただきたいです。

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「扇風機の首振り眺む朝十時」の批評

回答者 卓鐘

はじめまして

朝十時で休日か引きこもりか、そういう気だるい空気感がいいですね。「朝十時」の時間情報がとても効いていると思います。

首振り眺むが、ちょっと窮屈な印象です。もう少し気怠い感じを調べにもだせそう。また首振りという扇風機の動作(な名詞系)と作者が眺めるという主語の違う動作が並んでいるのが原因かもしれません。

扇風機が首ふつてゐる朝十時

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「扇風機の首振り眺む朝十時」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。はじめまして。よろしくお願いします。

俳句としてはまあまあできておりまして、ご本人が完成形だと思えば完成形です。
特に大きくダメなところはありません。
上六字余りの形も自然にできています。この「の」を外すと三段切れになるので、字余りは必要ですね。

◆一つだけ、指摘されやすい箇所があります。
 「眺む」・・誰かが(作者が)扇風機を見ているから俳句に「扇風機の首振り」と描いているので、この「眺む」という説明はなくても通じます。
 「敢えて【眺む】と言うことに意味がある」という考え方もありますが、省略しても受け取る風景が変わりません。
 こういう時は、省略して音数を節約してさらに「扇風機」「朝十時」の風景を足していく、というのが最近の流行りではあります。

 上の件以外に、「扇風機」と言えば「首振り」も、省略して受け手に想像させることは可能かもしれません。こちらは「【扇風機の首振り】こそがこの句の主役だ」と考えるならば強調することも可能です。

・扇風機カチリ朝十時の目覚め
・扇風機の回る朝十時の窓辺
・扇風機の羽根や赤子の朝十時

・朝十時より首を振る扇風機
・扇風機朝から首を振りにけり

点数: 3

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「扇風機の首振り眺む朝十時」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

とだらさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。基礎的な間違いとかはないと思います。俳句で間違いとは、あまりないと思いますが、やはり、
・五七五の十七音
季語を一つ入れる
この二つが出来ていれば基本的に大丈夫だと思います。

御句のポイントは、朝の10時に扇風機の首振りを(ぼんやりと)眺めているこの人はどういう人?ということかと思います。俳句の面白さは、読み手に想像させることだと言われています。その意味では、面白いですね。
扇風機の「首振り」、なぜ首を振っていなくてはならないのか?
なぜ「眺む」なのか?「見つめる」でなくて。
「朝十時」、なぜ朝の10時?とか面白いです。

投句の前夜は七夕の花金でしたね、何かありましたか(笑)?

点数: 0

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「扇風機の首振り眺む朝十時」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

とだらさん!こんにちは!初めましてよろしくお願いします。
句意は朝から暑く扇風機はもう10時回すでしょうか・
先輩方から良い提案句がでていますが、
私も下手なりに
・朝十時回し始むる扇風機
よろしくお願いいたします。

点数: 0

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