「号砲の放つ歓声いわし雲」の批評
回答者 04422
唯我独尊さんこんばんは!秋の運動会の様子が浮かんできます。勉強になります。次の句を楽しみに待っています。
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作者 いなだはまち 投稿日
回答者 04422
唯我独尊さんこんばんは!秋の運動会の様子が浮かんできます。勉強になります。次の句を楽しみに待っています。
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回答者 塩豆
お久しぶりです!塩豆です。
前は「ピストルにつきつけられる」といった表現だったと記憶しています。そして私はなんだか穏やかでない雰囲気が出てしまっている、といった内容を指摘したと思います。
今回の俳句はこの弱点を見事払拭できていると思います。
一方、新たに気になったのは「歓声」という言葉です。「歓声」から「号砲」が放たれるというのはどうも違う気がしますし、三段切れにして「号砲の放つ/歓声/鰯雲」というのも無理矢理感がします。私の提案は、
号砲の放ちて(放たれ)鰯雲笑ふ
のようにして「歓声」を諦めて「鰯雲」に用言を着けることです。「笑ふ」では少し安直ですが、、もっと良いのがあるかもです。
点数: 1
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回答者 ハオニー
号砲の放つ歓声/いわし雲
今回、中七の最後に切れがありますね
終止形と連体形が同じ形を取る動詞ですから、その点は問題ないです
やはり、歓声の違和感がどうしても厄介です
「号砲が歓声を放つわけないよね」という意見は、絶対出ているとは思っていました
その意見に抗うなら、これをそのまま書くのが一番です
歓声を放つ号砲いわし雲
私なりに詩を生み出すやり方を
これが理解できたら、ハオニー一門に入門を認められるレベルです
おそらく、入門希望者はいないでしょうが(
鰯雲号砲放つまで静寂
点数: 1
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回答者 塩豆
どうもです!質問拝見しました。
順序としては「号砲が鳴る」、そして「歓声」が起きる、という事ですから、「号砲の放つ歓声」という節は句意とはかけ離れてしまいます。しかし、「号砲の放つ/歓声」と切って解釈すればそのようなこともなくなります。よって、敢えて三段切れを試みた可能性もあると感じたのです。
点数: 0
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
ピストルから号砲に、少しは成長したかと。これ、運動会かも、です。