俳句添削道場(投句と批評)

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片靴の子を抱きにける花の冷え

作者 春野ぷりん  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

ちょうど桜が満開になりましたので、夜桜を見に行ってきました。片方の靴が脱げたお子さんを抱いた親子とすれ違いました。
おせっかいな性格な私は、靴が無いことに気づいているのかな?靴はどこで落としちゃったのかな?などをつい考えてしまいました。

季語で悩みました。「花の冷え」「花疲れ」「夜桜に」など・・どうか添削よろしくお願いします。

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「片靴の子を抱きにける花の冷え」の批評

回答者 こま爺

今晩は。

良い場面ですね。目に浮かびます。
ただ「ける」はふさわしくないようです。ここは、一つ語句を追加すれば「ける」は不要かと思います。
”片靴の子を抱き歩き花冷えの
”花冷えや片靴の子を抱き歩き
動詞が二つになりますが複合動詞なのでいいかな?

因みに「けり」は、それまで気付かずにいた過去のことに初めて気付いたとの、詠嘆の気持ちを表す用法。「そういうものだったんだ」「昔からそうだったんだ」という意味ですね。

長々とすみません。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「片靴の子を抱きにける花の冷え」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、片靴の子に注目する視点、とってもいいですね!俳人の視点!
「にけり」は、今までわかってはいたのだが、改めての発見。「~したのだなあ」という感慨の切れです。
片靴の子を抱いたのだなあ/花の冷であることよ。
切れがほしいので、「ける」でなく「けり」にしたいのと、「にけり」が合うかは微妙というところです。上五に季語を持って来てみるとよいかも。

花冷や片靴の子は抱かれて

こんな形はどうでしょう。「花疲れ」だと、花疲れな「ので」子どもが疲れて抱かれているという因果を感じるので、花疲れ以外の季語がいいと思います!

点数: 2

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添削対象の句『片靴の子を抱きにける花の冷え』 作者: 春野ぷりん
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