「片靴の子を抱きにける花の冷え」の批評
回答者 こま爺
今晩は。
良い場面ですね。目に浮かびます。
ただ「ける」はふさわしくないようです。ここは、一つ語句を追加すれば「ける」は不要かと思います。
”片靴の子を抱き歩き花冷えの
”花冷えや片靴の子を抱き歩き
動詞が二つになりますが複合動詞なのでいいかな?
因みに「けり」は、それまで気付かずにいた過去のことに初めて気付いたとの、詠嘆の気持ちを表す用法。「そういうものだったんだ」「昔からそうだったんだ」という意味ですね。
長々とすみません。
点数: 2
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ちょうど桜が満開になりましたので、夜桜を見に行ってきました。片方の靴が脱げたお子さんを抱いた親子とすれ違いました。
おせっかいな性格な私は、靴が無いことに気づいているのかな?靴はどこで落としちゃったのかな?などをつい考えてしまいました。
季語で悩みました。「花の冷え」「花疲れ」「夜桜に」など・・どうか添削よろしくお願いします。