「恐ろしや日も高くなり時流れ」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
いっぱい気持ちを詰め込みましたね!
詰め込み過ぎて、季語が行方不明です!
◆上五「恐ろしや」が句の答えであれば、それをはっきりばっさり言ってしまうと俳句を受け取る側の楽しさが何もなくなってしまいます。
基本的にはそこを季語に置き換えましょう・・と言いたいのですが、中七下五もいろいろ気になりまして。
◆下五「時流れ」・・時が流れるのは普通のことで、それを詠むのが俳句です。
つまり、ほぼすべての俳句が時の流れを詠んでいますので、これはわざわざ言う必要のない言葉ですね。
◆「日も高くなり」・・「日が高くなる」は基本的に「昼になった」という慣用句です。
「春になった」と言いたいのですよね・・?
この句は「恐ろしや春」で言いたいことは言い現わせそうです。
ですが、上記の通り、この「恐ろしや」は変えたい部分です。
作り変えになってしまいますが、コメントと、句の「日」から例えば、という提案句です。
・太陽やああ卒業が来てしまふ
点数: 1
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もう卒業の季節となりました。
4月のクラス替えのことを数日前のように思えます。卒業が来てしまうことへの虚しさ等を「恐ろしや」で表しました。