「渡り鳥メトロポリスの死んだ風」の批評
回答者 塩豆
どうもです!
こちらの俳句には人様から借りてきたような表現がなく、オリジナリティーに溢れていると思います。少しでもいい作品を作ろうというガッツを感じました。良い着眼点と言えるのではないでしょうか。
さて、「死んだ風」という表現ですが、「風死す」という季語があるためどうしてもこちらの方の意味を想像してしまいます。「風死す」とは「盛夏の候に風がとだえること」だそうで、おそらく、はんにゃさんが伝えたい事と反しているのではないでしょうか。このように読み手によっては季違いの俳句と解釈されかねないのがこの俳句の弱点と思います。
そのためにはこの俳句の最も押しの表現だったと思うのですが、「死んだ風」という擬人表現を諦めて具体的に言い表す必要があると思います。もしもそれが成功すればもっともっと良い俳句になるのではないでしょうか。
点数: 2
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強い言葉を入れてみました。
都会を渡る鳥の群れは、その翼にかかる風に何を思ってるのかな、という気持ちで作りました。