俳句添削道場(投句と批評)

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錦秋に一手一手と眉間にシワ

作者 ぽちっと  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

俳句に対する自分の今の状態です。
自分の問題がわかり出し何からすれば良いのか考えています。
まず季語の本を買おうかと。
よろしくお願い致します。

最新の添削

「錦秋に一手一手と眉間にシワ」の批評

回答者 佐渡

ぽちっとさん!おはようございます。
初めましてよろしくお願いします。
切干のコメントありがとうございます。俳句を始めたばかりとか。
私も今年の春から始めた初心者です。
ここの道場は厳しいことも書かれるかもしれませんが、とても勉強になります。
私もここで鍛えられました。
参考になればと、私がやっていることを書いておきます。
歳時記は買う。・作った句は日付などともに記録する。(ノートでもパソコンでも可)・添削していただいたことを自分の句と並べて記録する。
・日常思い付いたことなどをメモする。・毎日1句以上は作る。
参考の本として藤田湘子の「新版20週俳句入門(角川学芸出版)」
おしまいに俳句を楽しんでください。
これからもよろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

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「錦秋に一手一手と眉間にシワ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
はじめまして、げばげばと言います。

何から始めたいいか、そうですね、まずは歳時記を購入するのは良いと思います。
季語には共通の理解というものがあり、その季語を置くことで、読み手に共通の心情を届けることができるという力を持っています。

もうひとつは取り合わせというものを学んでみることです。
まずは、日常の中にある気づきやプチ発見を12音で詠んでみることです。
「茶碗の底の小さき罅」でも「ふおんふおんと吐く換気扇」でも、些細な気づきでいいのです。(すいません、今目の前にあるものを勝手に挙げました)
大事なことは、この12音には季語をいれないということです。

そして、出来上がった12音にぴったりの季語と合わせます。このとき、あまり関係のありすぎる季語はだめです。また遠すぎる季語もダメです。このつかず離れずというのも俳句を詠むときの妙です。

たとえば、
秋刀魚焼くふおんふおんと吐く換気扇
なら普通じゃないですか。「秋刀魚を焼いたから」って意味になるじゃないですか?こういうのは「季語が近い」とか「因果関係がある」と言って、イマイチなのです。

じゃあ、どういう季語を斡旋するか、というときに、歳時記をよみ込んで、その季語がどういう意味をもつ季語であるか、とか、読み手にどんな心情を届けることができる季語なのかを知っておく必要があります。

たとえば、即吟であれですが
行く秋や茶碗の底の小さき罅
これは、ちょっとした罅にも心がゆくくらい、しみじみと秋が行くのを惜しむ感じになりますし。
凍蝶や茶碗の底の小さき罅
とかになると、とてもとても厳しい寒さの中で、最後の力を振り絞っていきている蝶の命を、自分の苦い罅のある生活と重ねているような句になります。

短日やふおんふおんと吐く換気扇
とかだと、いよいよ冬となり、日が沈むのが早くなってきたなあという心持。換気扇からは白い湯気が吐き出され、外にいる自分と中で温かい食事が生まれていく感じの対比があり、冬の路地のさびしくもあわただしい夕景が映像として出てきます。

夜の秋ふおんふおんと吐く換気扇
これは
晩夏の夜。夜になると少し秋を感じるような、ちょっともの悲しい時期のことで。こんどはしっとりとしている夜。「ふぉんふぉん」の音が寂しさでなく切なさの音に変わってきます。

今、目につくものでぱっと書いてみましたが、
まずは、自分のプチ発見やプチ感動(ささいなものでもいいのです。そういうところに目がいくのかあ、という発見があれば何よりです)を12音として残していくということ。
それと季語を学ぶ。この2点です!いろいろ試してみて下さい。慣れてくると楽しくなってくると思います~!

点数: 4

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「錦秋に一手一手と眉間にシワ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

ハイレベルな話は、げば様のコメントに任せるとして・・

季語の本」は「歳時記」のことですね。
歳時記には俳句の要素がいっぱい詰まっていますし、それなりの値段のものは例句もいっぱい載っています。
どんな歳時記が良いかは使い方によりますが、まずはそこからですね。

御句
「一手一手」は俳句を考える時のご自身のイメージですね。
なおじい様も言っていますが、これは「将棋」の誤読があります。
そういう「損するような誤読」を避けつつ、
でも「説明しすぎて意味が膨らまない」のもつまらない俳句。

そういうことがないように言葉を選んでいくのも、俳句のポイントです。

・錦秋の学びの一歩一歩かな

がんばってください。

点数: 1

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「錦秋に一手一手と眉間にシワ」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

ぽちっとさん、こんにちは。
御句拝読しました。将棋とか囲碁の勝負の句かと思いましたよ(笑)。
俳句であれば、眉間にシワなんか寄せないでください。のんびりいきましょう。
一手一手というのが俳句と関係あるのかよくわからないのですが、もしかしたら一音ずつ指を折る様子のことですか?それは一音一音ですよね。

・錦秋や指折る頬に浮かぶ笑み

楽しんでください!

点数: 0

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