「キリギリス覚悟の調べホ短調」の批評
回答者 ハオニー
お久しぶりです
ホ短調だと、子門真人の「およげたいやきくん」とかKinKi Kidsの「硝子の少年」など、悲しみを含んだ曲が多いような気がします
キリギリスの命を懸けた最後の調べに対して、この言葉はありだと思います
これだけは指摘しないといけないところがあります
「三段切れ」となっていて、せっかくの調べが途切れています
キリギリス/覚悟の調べ/ホ短調/
「三段切れ」の悪いところを今回の一句で説明します
「キリギリス」「覚悟の調べ」「ホ短調」という3つの言葉をただ並べただけに見えること、これがもったいないところです
文法的な問題のほかに、私は「ホ短調」と「調べ」の意味の重なりが気になりました
「ホ短調」は何らかの感情を表現しようとした調べですから
キリギリスが弱々しく鳴いていたので、もっと命を懸けた鳴き方をしてほしいと思ったのでしょうか?
キリギリス喚け覚悟のホ短調
それとも、キリギリス予想以上に命を懸けた鳴き方しているなと思ったのでしょうか?
敢えて後ろに動詞を置きます
キリギリス覚悟のホ短調轟く
「アリとキリギリス」はイソップ寓話の一つです
元々、キリギリスではなくセミだったようです
セミはヨーロッパ北部(イギリスのあたり)にそれほどいなかったため、キリギリスに置き換えられて海外に広まっていったようです
そして、結論が原作と現在の作品とでは相当違っていますね
セミは成虫で長く生きられないのが普通から原作は正しかったのですが、キリギリスは成虫でも越冬出来るのです
だから「アリとキリギリス」は複数のエンディングが書かれたのでしょう
点数: 4
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蟻とキリギリスを題材にしてみました。秋の虫たちは、越年できないとか、、。