「岐路に立つ十七の帰路薄月夜」の批評
回答者 イサク
こんばんは。はじめまして。よろしく御願いします。
「岐路」と「帰路」が言いたかったのかな・・・?
というツッコミをしたくなりますが、
上々の出来の俳句だと思います。
五七五の十七音、季語一つ、と最初の関門はクリアしています。
そして「季語に関係ない十二音」+「五音の季語」という、基本的な作り方もクリアしています。
あとは「作者が言いたいことを込める」か「込めない」か。
「詩」として俳句を作るのか、日記的にするのか、作者の心情に寄り添うのか。
ここで、方向性が変わってきます。この句は「心情に寄り添う」句ですね。
個人的には「岐路・帰路」など「川柳のように言う」のではなく、【俳句】なので季語に寄り添いつつ映像・風景を出してみたくはなりますね。
コメントから言葉を拝借して、
・十七の迷える私薄月夜
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17歳の迷える私が学校からの帰り道で
見上げた夜空の薄月が美しく、
その景色に将来への不安や期待が
綯い交ぜになった心情を託しました。
語感も工夫しました。