俳句添削道場(投句と批評)

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独擅場誰と競うか寒椿

作者 どぢやう  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

冬、町を歩いていると寒椿しか見当たらなかった。まるで寒椿の一人舞台のようで、他に誰が競う相手になるのだろうと思って作った俳句です。

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「独擅場誰と競うか寒椿」の批評

回答者 イサク

こんにちは。はじめまして。

コメントと照らし合わせると、この句は上五でいきなり「独擅場」と言ってしまって、映像の答えをすべて出してしまっています。
下五「寒椿」は外せないので、句を膨らませるのは中七しかないのですが、上五でこの句最大のネタバレを出してしまっているので、非常に難しいのではないでしょうか。

ぱっと考えられる方法としては、ふたつ。

◆句全体を使って「競うものがいない」という情景を描写する
 ⇒なおじい様のコメントの提案と近いと思います。

◆「独擅場」をさらに膨らませて、「寒椿」を説明しない取り合わせの句にする
 ⇒どぢやう様御投句の二句を見るに、こちらはおそらく、説明してもピンと来ないと思いますが・・・

・独擅場とはつまらぬものよ寒椿

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「独擅場誰と競うか寒椿」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

どぢやうさん、こんにちは。
御句拝読しました。いま、町では寒椿がきれいですね。

掲句、独壇場とは、競う相手のいないことです。最初から独壇場と言っていながら、誰と競う?というのは、矛盾しているような気がします。

・独壇場競う者なき寒椿
・寒椿競う者なき独壇場

こうしても、「独壇場」と「競う者なき」が意味として重複します。

ですので、どちらかでいいか、少し言い方変えるとか。

・艶やかさ誰と競ふや寒椿

点数: 2

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添削対象の句『独擅場誰と競うか寒椿』 作者: どぢやう
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