「旅を行く馬も水飲む天の川」の批評
回答者 ハオニー
はじめましてハオニーです
「天の川」から旅の光景に発想を持ってくるのは、オリジナリティを出しやすくていい作戦だと思いました
空想の世界を描いたのか、現実の光景を描いたのか、このあたりは林様も読み手も悩みどころなのでしょう
「旅を行く」に少し手を入れて実感の出る言葉にすると、現実の光景に近づけることが出来そうです
そして「も」の解釈の幅の広さが曖昧にさせているのも感じますので...
私はここまでは進みました
長旅の馬は水飲む天の川
「は」にすると、「水飲む天の川」が不自然になります
馬は天の川の水を飲むことは出来ませんから(「も」だと、出来そうな存在がいるかもしれません)
余談ですが、この旅は急ぎの旅なのでしょう
「水飲む」と寸詰まりな感じが、馬が水を飲んだらさっさと夜の涼しいうちに先を急ごうとしているようにみえますから
少し変えて
長旅の馬水を飲む天の川
「水を飲む」だと、この旅は急いでいることを強調していないのでゆっくり休もうという感じなのでしょう
このあたりはどちらが正解ということはなく、作者の意図次第です
このあたりは上級者好みのお話でした
点数: 1
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天の川を考えると七夕の感じがしたのですが、秋の季語だと知りました。